スーパーモデル女優レティシア・カスタ「この素晴らしい女性を内面に宿らせたい」

11月24日(日)16時0分 シネマカフェ

『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』(C)2017 Fechner Films - Fechner BE - SND - Groupe M6 - FINACCURATE - Auvergne-Rhone-Alpes Cinema

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寡黙で不器用な、ある郵便配達員が33年の歳月をかけ、たった1人で築き上げた宮殿の誕生秘話を映画化した『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』。本作では「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」や「シャネル(CHANEL)」のミューズのスーパーモデルで、高橋一生と共演経験もあるフランス女優レティシア・カスタが熱演を見せている。



フランス政府指定の重要建造物となった“理想宮”の誕生秘話を、『レセ・パセ 自由への通行許可証』でベルリン国際映画祭男優賞を受賞した名優ジャック・ガンブランを主演に迎え、ニルス・タヴェルニエ監督が映画化した本作。撮影はほぼ全編を通し、現理想宮で行われた。


33年の歳月をかけ、夢想の宮殿を築き上げた郵便配達員シュヴァル。ひたすら頑固に信念を貫くシュヴァルを生涯にわたって傍で見守り支えた妻フィロメーヌを演じたのは、国際的モデル・女優として絶大な人気を誇るレティシア・カスタ。

15歳でスカウトされると、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルをはじめ、100誌以上の雑誌のカバーを飾るスーパーモデルとして活躍。数々のトップブランドのミューズを務め、2018年のショートフィルム『Cinder Ella 〜ある愛と自由の物語〜』では高橋一生との共演でも話題を呼んだ。本作と同日公開となる『パリの恋人たち』では、リリー=ローズ・デップの恋敵役を印象的な演技で魅せている。


脚本を読んで初めてシュヴァルについて知ったというレティシアは、「彼の創造性、粘り強さ、愛、直感…すべてに驚愕しました」と明かす。40年近い歳月をシュヴァルに寄り添った愛に満ちた女性フィロメーヌを演じるにあたり、「私は誇張せずに、この素晴らしい女性を内面に宿らせたいと思いました。特にこだわったのは、無条件で変わることのない、途方もないほどの夫への愛を表現することでした。体つきや腕が太くなっても夫を見つめるまなざしは変わらないのです」と話している。


あからさまな表現を避けるため、少しずつ見た目を変化させるようメイクや衣装にもこだわったという。普段は「田舎の素朴な女性」というイメージからは遠い役柄を演じることが多いレティシアだが、実は農場の隣で育ったという自身の「根っからの田舎者らしさ」を表現できる機会を喜んだ。

「多くの芸術家の妻がそうであるように、フィロメーヌもシュヴァルの中に誰も気づかなかった光や才能を感じているのです。ただ夫に服従しているのではありません。美しい心を持ち、理想主義で、楽観的で、信じたいものを頑なに信じる女性です。生まれ育った環境に加えて、こういった彼女の性格も私に似ています」と、フィロメーヌと自身を重ねている。


そんなレティシアの起用について、タヴェルニエ監督は「フィロメーヌのキャスティングでは、すぐに彼女のことが浮かびました。彼女は正しく、力強く、そして優しく謙虚にフィロメーヌを演じ、現場の誰もがその演技に感動しました」と、綿密な分析と役作りによる演技を絶賛。本作で魅せた新境地ともいえる演技にに注目してほしい。

『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』は12月13日(金)より全国にて公開。

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