綾瀬はるか&柄本佑ら吹替キャストに決定『野生の島のロズ』本予告&本ポスター
2024年11月28日(木)8時0分 シネマカフェ
本作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンのベストセラー「野生のロボット」を原作に、無人島で目覚めた最新型アシスト・ロボット「ロズ」が動物たちと共に生きようと奮闘する姿を描く感動作。監督・脚本は『リロ&スティッチ』や『ヒックとドラゴン』を手掛けたクリス・サンダースが務め、製作は『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』のジェフ・ハーマンが担当する。
日本語吹替版では、ロズ役に綾瀬はるかが決定。綾瀬は「ロズはプログラミングされているので、少し固くカチッとしゃべるのですが、だんだん愛しさや寂しさなどを感じるようになると、まるで人間のように変わっていく姿がとても自然で」と演じる中でロズが変化する過程に面白さを感じたことをコメントしている。
さらに、キツネのチャッカリ役には柄本佑、雁のキラリ役には鈴木福、オポッサムのピンクシッポ役にはいとうまい子が声を吹き込む。
また、渡り鳥のリーダーであるクビナガ役を千葉繁、ロズを回収するために島へやってくるロボットのヴォントラ役を種崎敦美、不機嫌で引っ込み思案なビーバーのパドラー役を山本高広、島の野生動物界の頂点に君臨するクマのソーン役に田中美央といった豪華声優陣が脇を固めている。
吹き替えキャストたちの声が吹き込まれた本予告映像では、人間の生活をより快適にするために開発された最新型アシスト・ロボットのロズが、台風の影響で行方不明となり無人島に漂着するところから始まる。
“ご用件”を求めて島を歩きまわっていたロズは、ある日、偶然見つけた雁の卵が孵化する瞬間に立ち会う。子育てがプログラムされていないロズは、ひな鳥を“キラリ”と名付け、子だくさんママであるオポッサムのピンクシッポやキツネのチャッカリの協力を得ながら子育てに奮闘することに…。
そして、はじめは怪物としてロズを拒絶していた動物たちも、次第に彼女の優しさに触れ、島の“家族”として受け入れるようになっていく。
併せて、ロズと動物たちが共に生きようとする姿を美しく描き出した本ポスタービジュアルも解禁。美しい光に照らされて空を舞う雁の群れとともに、肩にキラリを乗せたロズが両手を広げて駆け出していく姿が捉えらている。
そのまわりには、チャッカリやピンクシッポをはじめとする島の動物たちが、生き生きとした表情で彼女の後を追う姿が描かれている。
なお、12月6日(金)より特製エコバッグ付ムビチケ前売り券が数量限定で発売される。ロズと動物たちの可愛らしいイラストが入った特別なデザインとなっている。
日本語吹替版キャストコメント 全文
綾瀬はるか(ロズ役)
最初にオファーをいただいた時、「ロボット役は難しそうだな・・」と思ったので、収録の前に海外で見かけたAIロボットを撮影して見直してみたり、スマートフォンのアシスタントアプリに話しかけてみたりしていました。ロズはプログラミングされているので、少し固くカチッとしゃべるのですが、だんだん愛しさや寂しさなどを感じるようになると、まるで人間のように変わっていく姿がとても自然で。難しいと思っていたその過程が、最後は面白く感じて不思議でした。ロズの素敵なところは、島の動物たちを助けて、それが自分の喜びになっていくところです。
ロズだけではなく、全てのキャラクターも愛おしく魅力的で、全ての皆さんに必ず共感できるところがあると思います。
柄本佑(チャッカリ役)
オファーをいただいた時、アニメが好きなので嬉しい!という気持ちと同時に頑張らなきゃ・・と緊張しました。この『野生の島のロズ』を見ながら、僕自身も恥ずかしながら泣いてしまったのですが、本当に素敵な世界観なので、キツネのチャッカリというキャラクターのイメージを崩さないように準備して吹き替えました。チャッカリは、大人っぽいクールなところと子供っぽいところの両極があるのが魅力です。最初は口を合わせるのも難しかったのですが、監督の立体的で奥行のある演出のおかげでただただ楽しくやらせていただきました。とても気持ちの良い、誰でも楽しめる作品になっていますので、大人も子供も、家族で見に来ていただけたらと思います。
鈴木福(キラリ役)
最初にこの作品を観た時、キラリの役をやらせてもらう喜びと、ロズとキラリ、そして周りの動物たちとの絆にジーンときたのですが、
隣で見ていたマネージャーさんたちの方がもっと感動して涙していて(笑)。僕の演じたキラリは、ロボットに育てられた雁なので、他の鳥たちと違うところをあまりネガティブにとらえすぎず、ポジティブに進んでいく勇敢な子だと感じました。僕自身も割とポジティブなので、そこはキラリと似てるんじゃないかと思います。鳥なのに、ロボットっぽい動きを真似て、自分で「ウー、ガチャ—」と言いながら歩いたり、「変換器をオーバーヒートさせて補助冷却装置が消滅」などのロボット専門用語的な台詞があるのが難しくもあり、面白かったです。
いとうまい子(ピンクシッポ役)
最初に映画を見た時、感動してすごく泣いてしまいました。ロズが愛を知っていくのが感じられて。ピンクシッポは子だくさんで肝が据わっているお母さんなのですが、難しかったところは、普通芝居をするときよりも5倍〜10倍くらいテンション高くやらなければいけないことでした。自分では感情をのせているつもりでも、いざ聞いてみると思っていたのとは全然違うところがあったりして。「いや、まだまだいけるんじゃないか」という面白さもありました。私は44歳で入った大学のゼミでロボット工学を専攻しました。ロズは、私たちが研究している現在のロボットよりかなり進んでいると思いますが、いずれはこう進化していくんじゃないかと感じさせてくれますね。
『野生の島のロズ』は2025年2月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。