【YouTubeチャート】Creepy Nuts「オトノケ」V5、こっちのけんと「はいよろこんで」2位にアップ
2024年11月28日(木)10時0分 オリコン
1位は、『第75回NHK紅白歌合戦』(以下『紅白歌合戦』)への初出場が発表されたCreepy Nutsの「オトノケ」(602.2万回)。テレビアニメ『ダンダダン』(MBS/TBS系)のオープニングテーマとして書き下ろされた楽曲で、5週連続の首位となった。ミュージック・ビデオ(MV)では、ビートとシンクロして現れるCreepy Nutsの2人や、全身を3Dスキャンして制作したという“フェナキストスコープ”と呼ばれる映像技法を取り入れるなど、カオティックな世界観が特徴的な作品になっている。TVアニメのオープニング映像やコレボレーションMVが公開されているほか、12月11日にはCDが発売される予定で、アニメとコラボしたジャケット画像も公開されている。
同じく『紅白歌合戦』への初出場が決まったこっちのけんと「はいよろこんで」(554.7万回)は視聴回数を約1.3倍にを伸ばし、先週4位から2位へとランクアップ。同曲は、2022年にリリースした2ndシングル「死ぬな!」の“その先”を歌った曲。双極性障害に苦しみ、「日々SOSを出す癖をつけたい」と制作された曲で、救いを求めるような歌詞や、「SOS」を意味するモールス信号などが盛り込まれていることもあり、幅広い層が共感。8月には『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日系)に出演し、菅田の弟だからこそ経験したことを明かしたことでも話題となった。なお、19位(先週21位)には10月14日にリリースした「もういいよ」(166.1万回)もランクインしている。
3位(先週3位)は、BLACKPINKのメインボーカル・ロゼとブルーノ・マーズのコラボ曲「APT.」(475.7万回)。「APT.」というタイトルは、韓国の若者たちの間で人気の飲み会ゲーム「アパトゥ・ゲーム」のかけ声が由来となっており、「♪アーパツアパツ♪」と繰り返されるキャッチーなフレーズが人気で、SNSでは「アーパツ」「アーパトゥ」などの動画投稿が急増している。
4位(先週2位)は、2006年生まれ、高校3年生のシンガー・ソングライター・AKASAKIの「Bunny Girl」(474.8万回)、5位はテレビアニメ第2期の制作が発表された『忘却バッテリー』の第1期オープニングテーマ、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」(442.7万回)と、TOP5は先週と同じ顔触れとなった。
23位には米津玄師「Azalea」(131.8万回)が初登場。有村架純、坂口健太郎が主演するNetflixシリーズ『さよならのつづき』(11月14日より配信)の主題歌として書き下ろしたラブソングで、MVはフィルムディレクターの山口祐果氏が監督を務めている。
30位に初登場したのは、今年3月にデビューし、『紅白歌合戦』への初出場が発表されたILLIT「Tick-Tack」(122.9万回)。10月にリリースされた2ndミニアルバム『I'LL LIKE YOU』の収録曲で、11月14日に公開されたオリジナルバージョンのMVは16時間で1000万回再生を突破。11月17日にはパフォーマンスMVも公開された。
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