スカウターがぶっ壊れるレベルの戦闘力!昨期MVP鈴木優の襲い来る脅威 希望を背負った一撃に対局者は顔面蒼白「強いってこういう事!」/麻雀・Mリーグ
2024年11月30日(土)19時0分 ABEMA TIMES
規格外の強さ、数値は測れない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月29日の第1試合。ラス目に沈んでいたU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が南場の親番で大復活。あまりの強さに対局者も顔面蒼白、視聴者からは大歓声が上がった。
南1局、鈴木優は7500点持ちのラス目。配牌は字牌と老頭牌(1と9の牌)が8種、ドラの六万も赤もないという散々な手だ。アガリはおろかテンパイ連荘も厳しいことから、トップ争いは渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)の三者に絞られたように見られていた。
しかし鈴木優はこの手をあきらめない。オタ風から切り出すと、ツモがグングン伸びる。中盤に平和のイーシャンテンにこぎつけて、アガリが見えてきた。先に多井がテンパイ、即リーチをかけてきたが、すぐに鈴木優もテンパイして追っかけリーチ。三・六万待ちで山には3枚。実況の日吉辰哉(連盟)は「六万が2枚あるぞ!」と力を込める。
多井が先か、それとも鈴木優が追い抜くのか。視聴者が「面白い!」「きたー!」と沸く中で、鈴木優はそっと高目の六万を置いた。リーチ・一発・ツモ・平和・ドラ・裏ドラの1万8000点が完成。解説の土田浩翔(最高位戦)は「強いね!」と興奮する一方で、対局者は呆然としたまま倒された手を見つめていた。
「おみごと〜!」「スーパーなサイヤ人やん」「これがMVPの力」「配牌くっそだったのにw」「さすが戦闘民族」「強いってこういう事!」と視聴者は騒然。日吉は「これが海の王様、パイレーツの鈴木優!」と驚異の一撃を称えた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)