ASKAのタクシー乗車映像公開に批判殺到 「タクシーの信頼なくす」乗務員は危機感

2016年11月30日(水)13時11分 BIGLOBEニュース編集部

ASKAのタクシー乗車映像公開に批判殺到

写真を拡大

覚醒剤取締法違反の疑いで再び逮捕された歌手のASKA容疑者に関する報道が過熱している。このような中で、逮捕直前のASKA容疑者の映像としてタクシー車内のドライブレコーダー映像が公開されたことに、批判や疑問の声が殺到している。東京地域のタクシー乗務員の登録や研修を行っている東京タクシーセンターに話を聞いた。


ASKA容疑者のタクシー乗車映像には、東京・渋谷区から自宅に向かう様子が収められていた。マスクをしたASKA容疑者が、「ワケあって家の前にいっぱい人が集まっている」、「速やかに停めてドアを開けてください」などと運転手に声をかけている映像となっている。


ネットでは、このような事件性のない状況でのプライベートな映像が公開されたことを問題視する意見が殺到。「どこのタクシー会社だ!?」、「タクシー会社、信用出来ない」、「プライバシーの侵害」、「これは当人にとっては盗聴・盗撮みたいなものだろ」、「プライベートを見世物にするなんて最低」といった提供したタクシー会社や放送したマスコミへの批判などが多数寄せられている。


東京タクシーセンターには、この映像に対する意見や問い合わせがすでに複数寄せられている。「お客様からの声もあるが、乗務員からの『信頼をなくす』といった危機感を募らせた声が多い」という。ドライブレコーダー映像は、「一部の個人タクシーを除いて事業者が管理しているため、乗務員は提供できない」、「各社、規定を設けているはず」と説明。また、今回のケースについてセンターの担当者は、犯罪抑止や事故原因の究明といった「設置用途を逸脱している」、「業界として映像の取り扱いについて何らかの対応が検討されると思う」と個人の見解を語った。

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

「ASKA」をもっと詳しく

「ASKA」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ