河合優実の撮影初日に衝撃!山中瑶子監督「傑作になる」と確信「ナミビアの砂漠」で最優秀女優賞受賞
2024年11月30日(土)19時53分 スポーツニッポン
女優の河合優実(23)が30日、都内で「第16回TAMA映画賞」授賞式に登壇し、「ナミビアの砂漠」「あんのこと」「ルックバック」「四月になれば彼女は」で最優秀女優賞を受賞した。
「ナミビアの砂漠」では、自分勝手で暴力的な振る舞いを取りながら心を壊していくヒロインを、生々しくも魅力的に表現。
賞状とトロフィーを受け取り「素敵な賞をありがとうございます」と感謝。大活躍の一年を「いろんな場面があった」と振り返り、「特にカンヌ国際映画祭では、作品を見てくださった海外の方とたくさんふれ合って、自分が見えていない人にもちゃんと届いているんだと実感しました」と感慨深げに話した。
ともに登壇した「ナミビアの砂漠」の山中瑶子監督は「河合さんは声の使い分けが素晴らしい。本読みの段階からこれは大丈夫だと確信していた」と河合の演技力を絶賛。「撮影初日に最初に撮ったシーンで、河合さんが吸っているアイコスを口から捨てるしぐさが凄すぎて、初日の最初なのにたまらず“これは傑作になるぞ”と言って、拍子抜けされていました」と回想。河合は「“これは傑作になっちゃうぞ〜”と言いながら現場に走ってきたので」と苦笑い。「アイコスを吸ったことはなかったけど、吸っている人は吸い殻を歯で外したりするのかなと。想像しながら肉付けしていくことは好きなので、その一環でした」とそのシーンを振り返った。