ハラさんが願った『KARA』再結成、遺志を継いだ4人が2020年に動き出す可能性

12月2日(月)21時0分 週刊女性PRIME

“韓国の安室奈美恵”と言われていたハラさん。純真な性格だった

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 11月24日に自ら命を絶った元KARAク・ハラさん(享年28)。彼女は、今年6月に日本で活動するため事務所を移籍したばかりだった。KARA再結成のために奔走し、ようやくメンバーの足並みがそろったところだったという。念願の復活ライブに向けて最終調整していた矢先の死。彼女の周囲で何が起こっていたのか—。



 突然の悲報だった。元KARAのク・ハラさんが、11月24日、ソウル市の自宅で帰らぬ人となって発見されたのだ。

「“自分を愛せなくて、ごめんなさい”と書かれた遺書らしきメモがあり、警察は自殺と断定しているそうです。彼女は'08年にKARAの追加メンバーとしてデビュー。'16年の解散後もソロ活動を続けていました。11月13日に新曲を発売し、日本の4大都市でツアーを行った直後でした」(スポーツ紙記者)

 27日に行われた葬儀には、日本で“知英”名義で活躍するジヨンをはじめ、パク・ギュリ、ハン・スンヨン、ニコルといったKARAの元メンバーたちも参列していた。

「葬儀は親しい人だけで行われました。常に世間から注目されていましたから、最後は静かに見送りたかったんでしょうね」(同・スポーツ紙記者)

■韓国芸能人の「宿命」



 韓国アイドルの自殺はこれが初めてではない。今年10月にはハラさんの親友だった『f(x)』の元メンバー・ソルリさん、'17年にはSHINeeのジョンヒョンさんも自ら命を絶っている。韓国芸能界に詳しいライターの児玉愛子さんが、韓国アイドルの自殺の背景を語ってくれた。

「韓国では過去にも多くの芸能人が自殺しています。いずれも、SNSで激しく批判されたことが原因だと言われています。日本よりネット上の批判が活発なため、傷つくことを覚悟でネットを見るのが、韓国芸能人の宿命なんです」

 感情的なファンが多く、ちょっとしたことで裏切られたと感じるため、好意が憎しみに反転することが多いという。

「ハラさんは元恋人との別れ話からトラブルになり、裁判ざたになりました。法廷で私生活が暴露されてイメージダウンしただけでなく、整形疑惑も浮上。アイドル像が崩れ、ネット上で攻撃のターゲットにされました。

 その結果、彼女は精神的に不安定になり、今年5月に自殺未遂騒動を起こしています。また、ソルリさんが亡くなったとき、彼女が《あなたのぶんまで生きる》とコメントすると、《同情したふりしやがって》などと攻撃するコメントが書き込まれていました。何をやっても批判されるんです」(児玉さん)



■「完璧」が求められる韓国



 こうした書き込みをしているのは、自らを不幸だと考えている韓国の人たちだ。

「韓国は経済の状況がふるわず、就職できない若者が多い。華やかな芸能人は彼らの妬みの対象になってしまいます。ハラさんが最後にインスタグラムに残した、寝ながら 《おやすみ》と書いた投稿に対し、《芸能人はいいな、寝ながら金稼ぎするのか》と書き込んだ人もいました」(児玉さん)



 音楽ライターのまつもとたくおさんは、K-POPはネットとの結びつきが歴史的に強いと話す。

「K-POPというジャンルができた'90年代後半は、ネットが普及した時期と重なります。日本では音源が流出しないように規制していましたが、韓国は逆。ファンが勝手に映像をアップするのも黙認していました。それを海外の人が見て魅了され、K-POPがグローバル化したんです」

 このような経緯があり、韓国の芸能人はネット上でのファンとのつながりを大切にする風潮がある。

「日本では不完全なものを愛でるという文化がありますが、韓国ではアイドルにも完璧さを求めます。小さいころから養成機関で徹底的に鍛えられ、プロフェッショナルとしての姿勢を叩き込まれるんです」(まつもとさん)

 過酷な環境のため、韓国アイドルの中には風土の違う日本で活動することを選ぶケースも多い。KARAも'07年に韓国でデビュー後、'10年に来日して『ミスター』で大ブレイクした。

「お尻を揺らしながら踊るヒップダンスを大流行させたKARAは'11年には紅白歌合戦にも出場。'16年に解散しましたが、日本での知名度を活かして知英さんは日本のドラマや映画に出演しています。ギュリさんもスンヨンさんも今年1月から日本で音楽活動。ニコルさんも今年3月に『関西コレクション』に出演。それぞれ活動の場を日本で広げています」(音楽ライター)

 ハラさんも3月に『東京ガールズコレクション』に出演したとき週刊女性のインタビューに意気込みを語っていた。

「日本で活動を頑張ります。歌手としても、モデルもやりたいし。私は、歌手だから、アルバムを出して、もっと活動してみたいです」



 今年6月から日本の芸能事務所に移籍。ソロ活動に強い意欲を示していた彼女だったが、いちばんの願いはKARAの再結成だったらしい。



「事務所としてもKARA再結成は歓迎すべきこと。ハラさんの活動を軌道に乗せるためにも絶好の話題作りになります。以前、権利を持っていた韓国の事務所からも許可をもらい、ほかのメンバーへ再結成を呼びかけたといいます。でも、そのときはメンバーたちの心はすでに離れてしまっていて、いい返事はもらえなかったそうです」(レコード会社関係者)

■水面下で進んでいたKARA再結成



 週刊女性は、今年7月に再結成計画を報じているが、事務所は否定していた。しかし、ハラさんは個人的にメンバーに連絡して、また一緒にやろうと呼びかけていたようだ。

「実は来年、再結成ライブをするという計画が水面下で進んでいたんです。ほかのメンバーは再結成に否定的で最初は足並みがそろわなかったんですが、強い思いを抱いていたハラさんの説得もあって、期間限定のライブならと、ほかのメンバーたちも納得したそうです。日時や場所などの細かい部分を年が明けてから詰めていこうとしていたようで、これからというときの訃報に、メンバーも事務所も驚きを隠せないでいます」(同・レコード会社関係者)

 ライブについて、ハラさんの所属していた事務所に問い合わせると、

「スタッフの間で話はしていましたが、具体的な動きは何もございません」

 完全に否定していた7月から進展があったのは間違いないようだ。

「再結成を夢見ていたハラさんの遺志を継いで、残された元メンバーの4人が動き出す可能性は高いですね。彼女の追悼コンサートという名目でライブを行えば、間違いなくファンは集まりますし、過酷な韓国芸能界で一緒に戦ってきた彼女たちの絆は本物ですから」(前出・レコード会社関係者)

 日本のK-POP人気の火つけ役ともいえるKARA。ハラさんの死を乗り越え多くの人に歌声を届けてほしい。

週刊女性PRIME

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