今井絵理子議員 沖縄半グレリーダー疑惑男性との写真流出

12月5日(木)7時0分 NEWSポストセブン

疑惑の男性との流出写真が(時事通信フォト)

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 桜を見る会に、反社会的勢力が大挙して押し寄せていたことが、国会で問題になっている。彼らは、政治家との親しい関係を、自分の“ビジネス”を信頼させる切り札として使う。それだけに、政治家、しかも政府の要職にある立場であれば、交際には慎重にならねばならない──。


「きっかけは11月18日、東京・永田町の国会議員事務所に投函された1通の“怪文書”でした。そこには、今年の総理主催の『桜を見る会』で、参加男性数人がポーズを取っている写真や、彼らが海外のプールで入れ墨を見せている写真が載せられていました」(政治ジャーナリスト)


 連日、国会で「桜を見る会」問題が紛糾を続けている。


 安倍晋三首相を中心とした自民党議員らが地元支援者を大勢招待し、税金で“接待”した疑惑や、招待者リストが不可解なタイミングでシュレッダーにかけられて闇に葬られた問題など、次から次へと疑惑が噴出するなかで、突然、追及の火の手が上がったのが「反社会的勢力が参加していた」というスキャンダルだ。


 その追及のもとになったのが、冒頭の怪文書だ。その写真におさまっていたのは、「半グレ」と呼ばれる不良集団の有名メンバーだという。


「1人は、半グレ・グループのリーダー格のX氏です。詐欺や恐喝容疑で逮捕された経歴を持ち、大阪で有名になった後、沖縄の諸島部に移住し、現在は石垣島などを縄張りとしたグループとして知られています。X氏は、中央政界に顔がきく与那国島の有力者のルートで招待されたようです。沖縄では最近、半グレ・グループの暗躍が大きな問題になっているんです」(沖縄県警関係者)


 今年3月、沖縄の有力紙「琉球新報」は次のように「半グレ問題」を報じている。


《「半グレ」と呼ばれる不良集団が県内に少なくとも3団体いるとみて、沖縄県警が警戒を強めている。本島中南部や先島地方を拠点に活動し、県警が把握しているだけで総勢約80人いるとされる。(中略)闇金や特殊詐欺などで資金を獲得しているとみて、捜査を進めている。


 捜査関係者によると、3団体の中には違法行為だけでなく、合法的な飲食店事業、観光業、建設業などにも進出しているという。》(2019年3月3日付)


 捜査関係者が説明する。


「県警が把握している3団体とは、那覇市の繁華街を中心とする最大のグループ、中部の浦添市を本拠地にするグループ、そして石垣島を縄張りとする『Xグループ』です」


 半グレ勢力の拡大に危機感を持った県警は昨年4月、もともとは暴力団を取り締まることが目的だった刑事部「暴力団対策課」を改編して、半グレ対策も視野に入れた「組織犯罪対策課」を発足させた。


 前出の新聞記事は、次のように続けている。


《(半グレ集団は)県内の市町村議員や首長、国会議員ら政治関係者への接触も確認されている。》


 その記事が指摘した通り、沖縄の半グレ・グループは首相主催の「桜を見る会」に招待されるほどまでに、国会議員に食い込んでいるのである。


「桜を見る会だけではありません。那覇にあるグループのリーダーだと県警が把握している男性A氏が、沖縄出身で政府要職に就く国会議員と一緒に撮影した写真が出回っていて、“どのような関係なのか”と警察当局は重大な関心を寄せているのです」(地元政界関係者)


 元「SPEED」のメンバーとして、全国区の知名度を誇る今井絵理子参議院議員(36才)は、今年9月、安倍首相によって内閣府政務官という政府要職に抜擢されたばかり。10月末に首里城(那覇市)が焼失すると、率先して再建に動くなど、その活動が注目されている。


 そんな今井氏が笑顔でガッツポーズを取る1枚の写真が、物議を醸している。


◆「地元の後輩」「私が信頼する男です」


「A氏がSNSにアップする写真に、たびたび今井議員が登場すると話題になっています。また、沖縄選出の衆議院議員であり、安倍内閣で法務政務官を務める宮崎政久議員(54才)と写った写真も多数ある。A氏を中心に今井氏と宮崎氏がガッツポーズを取る写真は、2〜3年前、宮崎氏の地元選挙区である浦添市で撮られたもののようです」(前出・県警関係者)


 A氏は、宮崎氏の公式SNS上にも登場し、宮崎氏はA氏のことを「地元の後輩」「私が信頼する男です」と紹介している。SNS上で交換されたメッセージを見ると、宮崎氏が今井氏のことをA氏に紹介したようだ。


「A氏は金融業や飲食店経営、観光業などを手広く展開してきました。地元市議の後援会に入ったことをきっかけに、国会議員にもネットワークを広げているようです。4年前には、金融業のトラブルが発端で、知人男性に暴行を加えた上に、手足を縛って拘束したとして、那覇署に逮捕されました。A氏はその事件の弁護を、宮崎議員が所属する弁護士事務所に依頼。結果的に、不起訴になったそうです」(前出・県警関係者)


 一般に、なぜそうした人物が政治家との密接な関係を求めるのか。


 たとえば、2015年の「桜を見る会」では、特定商取引法違反容疑で2017年に家宅捜索を受けた「ジャパンライフ」元会長が安倍首相に招待されたことが、国会で追及されている。同社は投資家などの顧客に数百万円の磁気ネックレスなどを売りつけ、別の顧客にレンタルすることで収入が定期的に入るなどと謳った、いわゆる「オーナー商法」で資金を集めた。だが、2017年に倒産し、顧客が投資したお金はほとんど取り戻されていない。契約者は6000人を超え、1億円以上を託した高齢者もいた。


 普通ならば誰でも“怪しい”と感じる商法だが、同社は《安倍晋三内閣総理大臣から会長に「桜を見る会」のご招待状が届きました》という文章を宣伝チラシに記し、招待状や受付票などの写真を印刷。安倍首相との関係を利用して、投資家を信頼させていたようだ。


「いわゆる闇営業問題では、雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49才)が詐欺グループの忘年会に参加し、謝礼を受け取っていたことが問題視され、テレビ番組をすべて降板、所属事務所からも離れました。しかし、宮迫さんに比べても、まんまと怪しいビジネスの“箔付け”に利用された政治家の罪の方がはるかに重い」(前出・政治ジャーナリスト)


 A氏との関係について宮崎事務所は、


「A氏が『半グレ・グループのリーダー』であるという事実は把握していない。宮崎自身が、沖縄県更生保護協会の理事長を務め、犯罪をした者らの社会復帰に尽力してきたので、A氏から『二度とこうした事件を起こさないと決意した』旨を聞き、その決意に従うのであればと、時期に応じて後援会の仕事を手伝ってもらうなどしている」、今井事務所は「国会議員はさまざまな集会や会合に招かれ多数の来場者と記念撮影を求められるので、写真があるとすればそうした際のものかもしれない。A氏と個人的な面識はない」


 と説明する。


 反社との交際でテレビタレントが追放される時代だ。政治家こそ、より一層、襟を正さなければならないのではないだろうか。


※女性セブン2019年12月19日号

NEWSポストセブン

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