【こんなクリスマスロマコメ待ってた!】トキメキたっぷりの映画『ラスト・クリスマス』が世界の心を温める

12月5日(木)18時0分 海外ドラマboard

12月6日公開のエミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング共演作『ラスト・クリスマス』。全編を彩るワム!やジョージ・マイケルの楽曲、まっすぐ心に刺さるメッセージ性、ロンドンという最高にロマンティックなロケーション、話題度抜群のキャスティングなど、語りつくせないみどころをご紹介します。

『ラブ・アクチュアリー』や『ブリジット・ジョーンズの日記』など、クリスマスという特別な季節のロンドンを舞台に描かれてきたとびきりロマンティックなラブストーリー。何度でも観たいそんなクリスマスムービーの新定番としておすすめしたいのが『ラスト・クリスマス』。“ロマコメ”としてだけではなく、どうやらジョージ・マイケル、ワム!の音楽映画として楽しみにしている方も多い様子。色々な切り口で楽しむことができる珍しいタイプのクリスマスムービーといえるかも。

©Universal Pictures

主人公はロンドンのクリスマスショップで働くケイト。エルフの格好をしてきらびやかな店内にいても仕事に身が入らず、生活も乱れがち。そんなある日、不思議な好青年トムが突然現れ、彼女の抱えるいくつもの問題を見抜いて、答えに導いてくれる。ケイトは彼にときめくけれど、ふたりの距離は一向に縮まらない。トムを捜し求めつつ自分の心の声に耳を傾けたケイトは、やがて彼の真実を知ることになる……という物語。

ケイトを演じるのはHBO®ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でブレイクした英国女優エミリア・クラーク。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』など熱狂的ファンをもつシリーズ作品のヒロインも務めてきた彼女は『世界一キライなあなたに』ぶりの本格恋愛映画への出演。眉毛もを使いこなす表情豊かな演技は愛嬌たっぷり。

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トムを演じるのはイギリス人の父とマレーシア人の母をもつヘンリー・ゴールディング。『クレイジー・リッチ!』で世界的な知名度が急上昇すると翌年にはアナ・ケンドリックとブレイク・ライブリー主演の『シンプル・フェイバー』に出演。ハリウッドでの活躍が目覚ましいアジア系俳優である彼にとって本作がワールドスケールの出演映画3作目となる。

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ケイト演じるクリスマスショップのオーナー“サンタ”を演じるのはミシェル・ヨー。ヘンリーとミシェルが揃うだけで『クレイジー・リッチ!』ファンにとってはたまらない。なみに本作は実際にロンドンで撮影が行われているが、人込みを避けるため深夜2時から撮影開始のやや過酷なロケだったそう。

本作は製作陣も非常に豪華。脚本は『いつか晴れた日』でアカデミー脚色賞を受賞し、女優としても『ハリー・ポッター』シリーズや『メン・イン・ブラック インターナショナル』などの出演で知られるエマ・トンプソン。彼女はエミリア演じるケイトの母役で本作に出演。緩急のすさまじい切り替えで観客の笑いと涙を誘う。

©Universal Pictures

監督は2016年に公開されたリメイク版『ゴーストバスターズ』や『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』、『シンプル・フェイバー』で知られるポール・フェイグ。『シンプル・フェイバー』に続いてヘンリーを起用したフェイグ監督。これまで名だたる女優の魅力を意外な方法で引き出し、コメディにも定評があるその手腕を本作でもいかんなく発揮。なぜ男性でここまで女性心理を掴むことができるのか、不思議になるほど。

豪華キャスト・スタッフで製作された本作のみどころのひとつは楽曲。前述したように世界中を席巻したワム!とジョージ・マイケルの名曲の数々が全編を彩る。そもそも映画タイトルにもなっている「ラスト・クリスマス」という愛すべき一曲がなければ、この映画は誕生しなかった。この曲への愛を、英国でとくに有名な映画プロデューサーのデヴィッド・リヴィングストーンが脚本を担当したエマに、熱く語ったことが映画化というアイデアのきっかけになったというのだ。

Wham 1985 George Michael and Andrew Ridgely (Photo by Chris Walter/WireImage)

この何気ない話から、イギリスのみならず世界が愛するワム!、そしてジョージ・マイケルの曲にインスピレーションを受けた映画があったらどれだけ面白いだろうと思いついたエマは、ジョージ・マイケルにコンタクト。本人の快諾を経て、本格的に映画化に向けて動き出した。2010年から脚本に取り掛かり始めたと言われているエマは「ジョージの歌詞の聡明さや感情の豊かさには昔から感動を与えられてきたわ。まるで映画のために書かれたような気がする曲が本当に多いのよ。実際にジョージに会って、彼の思いやりや共感力に間近で接してみると、実はそれらの歌詞があるから脚本ができたんだって気づいたの。」と語る。

歌を通して今は亡きジョージの意志が反映された映画でもある『ラスト・クリスマス』。本邦初公開の未発表曲「ディス・イズ・ハウ(ウィ・ウォント・ユー・トゥ・ゲット・ハイ)」も使用されているため、ジョージ・マイケルファンは見逃すわけにはいかない。なお、ワム!のメンバーだったアンドリュー・リッジリー がカメオ出演を果たしているのでこちらもチェックを!

さて、近年少なくなったように感じるロマコメとしても申し分なく楽しむことができる『ラスト・クリスマス』。その一方で非常に強いメッセージ性もあり、鑑賞後心を動かされている自分に驚いた。実は主人公ケイトはユーゴスラビアから紛争のためイギリスへ移り住んできた一家の娘という役どころ。そんな彼女が生きる現代のイギリスでは日々“ブレグジット”(イギリスEU離脱)が報道されており、移民問題が話題にのぼっていたのだ。そんな社会情勢を投影した本作は、当事者、その友人、職場の上司などあらゆる角度から繊細な問題に迫っていく。

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こうした映画にありがちなのは、主張が強すぎるあまり素直に受け止められないこと。善と悪を白黒はっきりさせたり、こうすべきだとひとつの答えを導いてしまったり。しかし本作にはそういったネガティブなトーンが一切ない。大切なことはもっと大きな視点で世界をみることだと教えてくれるのだ。こうした点を考えるとキャスティングにもますます納得がいき、さらに作品が愛おしくなる。やはり毎年観たいクリスマス映画リストに入りそうだ。

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大好きだった名曲がさらに大好きになる映画『ラスト・クリスマス』。エルフ姿のエミリアを観るだけでも一見の価値あり。ラストに彼女が歌う暖かなラスト・クリスマスをぜひ聴いてほしい。そして観た後、絶対誰かに伝えたくなるはず。その気持ちをそのままに広めて!!

『ラスト・クリスマス』12月6日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

映画『ラスト・クリスマス』公式ホームページ

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