秋元氏が「韓流48」をプロデュース? 2017 MAMA in Japanレポート

12月7日(木)20時35分 All About

AKB48をプロデュースする秋元康氏(写真中央)が、人気K-POPグループを多数輩出してきた番組「PRODUCE101」に参加することが、日本初開催となったK-POPのアワードであるMAMAで発表された。そこで掲げられたテーマの"共存"と新プロジェクトの内容とは? ©CJ E&M Corporation, all rights reserved

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韓流、再び? 中高生人気のTWICEが牽引

K-POPが再び人気となってきている。

今年の紅白歌合戦に「TWICE(トゥワイス)」が、韓国グループとしては6年ぶりに出場すると発表された(年末の歌番組としては「TWICE」と「防弾少年団」が「MUSIC STATION SUPER LIVE 2017」に登場することも発表されている)。

また、女子大生社長として著名な椎木里佳率いる女子中高生向けのマーケティング支援を手がける株式会社AMFが発表した「JCJK流行語大賞2017」では、ヒト部門の1位にこちらも「TWICE」が選ばれ、若年層に強く支持されていることが伺える。

MAMAで明かされたサプライズ

そんな中、韓国の音楽専門ケーブルテレビMnetが主催する大規模な音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」が初めて日本(横浜アリーナ)で11/29に開催された(2017年は9回目の開催となり、11月25日から12月1日にかけて、ベトナム、日本、香港の3カ国で順次実施された)。

客席がステージを取り囲み、ライブと授賞式が交互に行われていく「2017 MAMA in Japan」 ©CJ E&M Corporation, all rights reserved
こちらも「TWICE」が登場し、他にも初来日の「Wanna One(ワナワン)」や「SEVENTEEN(セブンティーン)」など、人気グループが多数参加。日本からは「AKB48」が出場することが事前に発表されていたが、ここには大きなサプライズが隠されていた。

本国にも生放送で中継されるMAMAは定刻通りに始まり、冒頭、大スクリーンに掲げられたのは“共存”の文字。

続くオープニングパフォーマンスを行ったのは「BoA」。言うまでもなく、彼女はK-POPという言葉もまだない頃から日本で活躍した韓国出身のスター。以前と変わらないパワフルなパフォーマンスで、今をときめく「SEVENTEEN」「TWICE」「Wanna One」とコラボし、新旧の"共存"を魅せる。

BoAとWanna Oneのメンバーであるファン・ミンヒョンのパフォーマンス ©CJ E&M Corporation, all rights reserved
そして最初の授賞式の部門は「女性新人賞」。ノミネートは「PRISTIN(プリスティン)」「Dreamcatcher」「MOMOLAND」「Weki Meki(ウィキミキ)」「チョンハ」の5組。そのうち「PRISTIN」「Weki Meki」、チョンハは、主催者であるMnetで放送された人気オーディション番組「プロデュース101」で、101人の参加者から選抜された11人により結成された期間限定アイドルグループ、I.O.I(アイオーアイ。2017年1月に解散)出身のメンバーをそれぞれ含む(チョンハはソロアーティスト)。

受賞したのはPRISTINで、とにもかくにも「プロデュース101」・I.O.I出身者が活躍していることを印象付けたが、これがサプライズの伏線だった。

その後、この3組、Weki Meki・チョンハ・PRISTINがメドレー的にキビキビと、清楚さと卓越さを併せ持つステージを見せ、続いて、同様のアイドル輩出番組出身の「fromis_9」とその母体となった「アイドル学校」のメンバー、更にここで「AKB48」が加わり、元々101人で歌われた「プロデュース101」のテーマ曲である「PICK ME」を日韓合同の大人数で"共存"して再現。そして大所帯のまま「AKB48」のヒット曲「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」を披露。

PRODUCE101が選抜番組であることを意味する「PICK ME」を当時参加したメンバーにAKB48なども含めて大人数で再現 ©CJ E&M Corporation, all rights reserved
興奮冷めやらずのまま続けられた授賞式は「Inspired Achievement賞」という、偉大なプロデューサーを表彰する賞で、受賞したのは「AKB48」の生みの親である秋元康氏。

PRODUCE101の続編として、日韓合同のプロジェクト「PRODUCE48」がスタート

そして受賞の直後、スクリーンに映されたのがサプライズな「PRODUCE48」の文字。

なんと、一般人たちがアイドルのメンバーを選抜した「PRODUCE101」システムと、専用劇場でライブを行う「会いに行けるアイドル」という「AKB48」システムをコラボレーションした番組「PRODUCE48」が2018年にMnetで始まり、そのプロジェクトに秋元氏が参加するというのだ。これは日本・韓国の両国で大きな反響を呼びそうなプロジェクトだ。

その後、現在人気絶頂の「Wanna One」がファン待望の初来日パフォーマンス。彼らは、先述のPRODUCE101・I.O.Iの成功を受けて放送された、同様に男性グループを101人から選ぶ番組「PRODUCE101 シーズン2」から選抜された11人からなるグループで、歌もダンスも実力が高く、完璧なパフォーマンスに会場は白熱。

キーボードを弾くパフォーマンスもあり、多才さとカリスマ性を感じさせたWanna One  ©CJ E&M Corporation, all rights reserved
こうしたグループがPRODUCE48より再び生まれるのか、と未来への期待も高まる。

その他、2012年にデビューするもメンバー1人を除く4人が「PRODUCE101 シーズン2」に参加したことで、改めて注目を浴びた「NU'EST(ニューイースト)」のユニット「NU'EST W(ニューイースト・ダブル)」が、同事務所の「SEVENTEEN」とコラボする"共存"の圧巻のパフォーマンスや、もはやベテランである「EXO-CBX」や「MONSTA X」、「Block B」のZICOによる華麗なパフォーマンスなども行われた。

SEVENTEENとNU'EST Wはコラボによる新曲「HEAVEN」を息の合ったパフォーマンスで披露 ©CJ E&M Corporation, all rights reserved
「TWICE」は、日本人3名、韓国人5名、台湾人1名のメンバーを擁する、グローバルなアジア人混成グループであり、"共存"の意味を今もっとも体現するグループであるが、中高生に人気というTTポーズやSIGNALポーズなど、ポイントダンスを多数含む親しみやすいパフォーマンスで会場を沸かせ、最後に発表された大賞である「今年の歌」賞を受賞し、会は幕を閉じた。

受賞スピーチも日韓中の3カ国語で行い、グローバルグループという印象を強く与えたTWICE ©CJ E&M Corporation, all rights reserved
思えば冒頭の「BoA」は「PRODUCE101 シーズン2」の司会的ポジションである国民プロデューサー代表を務めているなど、伏線が複数に張り巡らされたショーとしての完成度と、勢いあるアーティストたちの迫力あるパフォーマンスと会場の熱気に目を見張らされる時間だった。

次に生み出される2018年の"共存"が、今から楽しみに感じた。

「2017 MAMA in Japan」受賞者一覧

女性新人賞:PRISTIN
男性新人賞:Wanna One
ベストアジアンスタイル in Japan:EXO-CBX
Inspired Achievement賞:秋元康
Best of NEXT:チョンハ(元I.O.I)
ベストダンスパフォーマンス女性グループ賞:TWICE
ベストダンスパフォーマンス男性グループ賞:SEVENTEEN
ベストコンサートパフォーマー:MONSTA X
Discovery of the year:NU'EST W
Mwave Global fan's Choice:EXO
男性歌手賞:ZICO(Block B)
今年の歌賞:TWICE「SIGNAL」

■Mnet放送情報
●「2017 MAMA in Japan 字幕版」2018年1月27日(土)12時〜(予定)
●「2017 MAMA in Hong Kong 字幕版」2018年2月3日(土)12時〜(予定)

(文:All About 編集部)

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