大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太が冷たい川で殴り合う“ギリギリの現場”

12月8日(金)17時0分 文春オンライン




『SR サイタマノラッパー』で、「埼玉生まれブロ畑育ち 山の幸とはだいたい友達♪」と歌う地方ラッパーに光を当てた監督。新作『ビジランテ』の舞台もまた埼玉の片田舎だ。


「最初はよかれと思ってやったことが、次第にパニック性を帯びていく。究極のピンチに陥ったとき、人はどう動くか。お客さんにつきつけたいと思いました」


 大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太が主役の三兄弟を演じた。父親の暴力から逃れるため逃亡した長男。次男は父の政治家としての地盤を継ぎ、三男はデリヘルで働いていた。父が死に、長男が30年ぶりに帰ってきて物語が動き出す。


 3人が冷たい川で殴りあうシーンでは、一発撮りの最中に、奇跡的に雪がちらついた。


「1月に撮影したので、中に入っていられるのは十分が限界だろうと考えました。半年前からスタッフでリハーサルを繰り返し、近くの民家に風呂を借りてすぐ飛び込めるように万全の態勢を整えました。スタッフはどんどん風邪で倒れていきましたけど(笑)」


 撮影が終了しても3カ月にわたってめまいがとれないほど疲れ、精も根も尽き果てた。


「ギリギリの現場でした。削り取ってようやく一滴の水を搾り出すような思いで制作しました」



INFORMATION

映画『ビジランテ』

12月9日よりテアトル新宿ほか全国公開

https://vigilante-movie.com/index.php




(「週刊文春」編集部)

文春オンライン

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