この時期が来ると観たくなる! 極上クリスマス映画4選

12月8日(金)18時0分 シネマカフェ

『ミーン・ガールズ』-(C) APOLLO

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2017年のクリスマスイヴは日曜日。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら買ったプレゼントを渡す人もいれば、1年の中で一番輝く街を楽しむためにお洒落をしてお気に入りの靴を履いて出かける人もいるだろうし、暖かいお家でオードブルやケーキをつつきながらまったり過ごす人もいる。もちろん仕事でそれどころじゃないという人だって。思い切りロマンチックにしたい、せめてクリスマス気分を味わいたい…思い思いのクリスマスを過ごす貴方へ、シネマカフェライターがクリスマスに観たい極上の1本を紹介します!

クリスマスに女友だちと盛り上がりたい!『ミーン・ガールズ』…賀来比呂美


あらすじ
全米公開から13年経ついまもなおカルト的人気を誇る『ミーン・ガールズ』。のどかなアフリカから帰国し、生まれて初めて学校に通い出したケイディ(リンジー・ローハン)は、カリスマ的女王として君臨する美しいレジーナ(レイチェル・マクアダムス)率いる“ミーン”(いじわる)な女子3人組の“プラスチックス”と出会う。ケイディは彼女たちからはみ出し者扱いを受けるジャニス(リジー・キャプラン)の依頼により、スパイとして3人に近付くが、彼女たちに染まってすっかりレジーナのクローン状態に…。


ここがポイント!
リンジーが素朴な少女から狡猾な女王蜂へと変化していくケイディを好演。ブレイク前のR・マクアダムスとA・セイフライドも“いじわる女子”を生き生きと演じている。4人がセクシーでキュートなサンタのコスプレで歌って踊る学芸会も一波乱あり、見もの! いつの時代にも女子を悩ますスクールカーストやいじめ、恋の三角関係などを取り上げながらも、おしゃれでポップに描いた本作。クリスマスに女友だちと盛り上がれる作品だ。


悪夢の国の住人からの素敵なメッセージ『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』…牧口じゅん


あらすじ
人を怖がらせることが大好きな“ハロウィン・タウン”の住人たち。毎年、人々を悪夢と恐怖で震え上がらせては盛り上がっていた。ところが、パンプキン・キングのジャックだけは、ハロウィンに食傷気味。ひょんなことから、陽気で明るく幸せいっぱいの“クリスマス・タウン”を見つけ夢中に。仲間たちと“クリスマス”を作り出そうとするけれど…。ティム・バートン原案・原作によるストップモーションアニメのミュージカル。ホラーとファンタジーを融合した独自世界、個性的なストーリー、美しい音楽、キモかわいいヴィジュアルなど、見所だらけの一作。


ここがポイント!
本作に登場するのは、お祝いムードに似つかわしくない悪夢の国の住人たち。彼らが作り出そうとするクリスマスは、恐怖がベースなので、何をやってもとことんズレまくるキャラクターたちが愛らしくも切ない。でも、見ているうちに幸せな気分になれるのは、人の幸せが気になりがちなこの時期に、“自分の幸せを大切に”というポジティブなメッセージが心に染みてくるから。


ロマンチックな夜に運命を信じてみて『セレンディピティ』…新谷里映


あらすじ
クリスマス直前の百貨店で、偶然に同じ手袋を手にしたことで出会うジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)。その出会いをお互い“運命”なんじゃないか…と感じたからこそ、2人はセレンディピティというカフェで話をしてデートをするわけですが、その後、2人が選択する別れ方が運命的でロマンチック! 本当の運命の相手なら必ずもういちど“出逢える”はずだと、ジョナサンは5ドル札に、サラは持っていた本に、お互いの連絡先を書き手放す──。


ここがポイント!
自分たちの感じた運命が本物かどうかを試そうとすることは、ある意味とても大きな賭ですが、また出会えるかもしれない可能性を信じて過ごす日々は、ずっと片思いをしているようでもあって、会えない時間が愛を育てるわけです。何度も観ていますが、あるとき、サラの持っている本がG・ガルシア・マルケスの「コレラの時代の愛」であることにも意味があると気づきました。夫婦の物語であると同時にひとりの女性を想い続けた男の話でもある。現代は簡単に人と人が繋がる時代ですが、この『セレンディピティ』を観ると、運命に身を任せることもありじゃないかとロマンチックになれるのです。


見るのも、聴くのも楽しい! ほっこりコメディ『ホームアローン2』…編集長・高島康彰


あらすじ
マカリスター家の息子ケビン(マコーレー・カルキン)の愛らしさと、大人たちを翻弄する様をコミカルに描く、ハートフル・コメディの続編。前作に続き、恒例?の家族行事となったクリスマス旅行に出かける一家。今回の旅は、マイアミへ…。のはずが、空港で家族とはぐれ、ケビンはひとりニューヨークへ。温暖でクリスマスツリーのないマイアミに行くことが楽しみでなかったケビンは、この状況に少しさみしさはありながらも観光を楽しむ事に。だが、子どもひとりでは危険がいっぱいの大都会。合間に立ち寄ったダンカンのおもちゃ屋で、前作にも登場し刑務所から脱走中の泥棒ハリーとマーヴに出会ってしまい──。


ここがポイント!
劇場公開から25年、ケビンの愛らしさやストーリーに散りばめられたコメディも絶品な色褪せない傑作。アメリカ合衆国大統領(2017年現在)のドナルド・トランプ氏もカメオ出演しているなど小ネタも話題。でも、本当におすすめしたいのは作品を彩るサウンドトラック。中でもトラック内のリード曲、ダーレン・ラブ「オール・アローン・オン・クリスマス」(MVではカルキン坊やも出演)とボビー・へルムズ「ジングルベル・ロック」は最高。クリスマスムードを盛り上げてくれること間違いなしです。さらに全体の音楽担当は、「スター・ウォーズ」シリーズを手掛ける名士ジョン・ウィリアムズと、見るだけでなく、聴いて楽しむことも出来るクリスマス映画なんです。ケビンのセリフ「1人になりたいと思っても、やっぱりひとりじゃつまらない。」が語るように、家族や大切な人とのほっこりしたクリスマスを映画とともに過ごすのはどうでしょうか。

Darlene Love - All Alone On Christmas

シネマカフェ

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