原作・唐々煙、『曇天に笑う』は「得難い人生の宝物」“めちゃくちゃ嬉しかった”映画化

12月8日(金)17時30分 クランクイン!

原作・唐々煙、『曇天に笑う』は「得難い人生の宝物」“めちゃくちゃ嬉しかった”映画化(C)唐々煙/マッグガーデン・曇天に笑う外伝製作委員会

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 劇場版3部作として描き、そして現在その第1弾となる『曇天に笑う〈外伝〉 〜決別、犲の誓い〜』が公開中の『曇天に笑う〈外伝〉』。今回、本作を含む『曇天』シリーズを手掛ける原作の唐々煙に話しを聞くことができた。 『曇天に笑う〈外伝〉』は、人気コミック『曇天に笑う』の前日譚・後日譚を描いた同名コミックの劇場版。第1弾の舞台は300年に一度蘇り災いをもたらす大蛇復活の11年前。大蛇討伐のため部隊“犲”が結成され、そこには曇三兄弟の長男・天火の姿のほか天火の盟友・安倍蒼世、佐々木妃子らの姿があった。だがある事件をきっかけに天火は志を同じくした犲たちと袂を分かつ。やがて時が流れ、犲たちは天火の秘めた思いを知る…。
 
 このたびの劇場アニメ化について唐々煙は「めちゃくちゃ嬉しかったです。まさか外伝まで…また動く曇天を見られるのだと思うと楽しみで仕方がないです」と明かす。『曇天に笑う』シリーズは、これまでにTVアニメ化、舞台化、そして来年には実写映画の公開が控えるなど多数のメディアミックスをしてきた人気作品。唐々煙は「これも支えてくださった読者さん、関わって下さったスタッフさんのおかげです。心から感謝です」と言葉を寄せた。
 
 本編を観た感想については「いろんな感情がわいた」のだという。「墓前のシーンは胸にこみあげるものを我慢しながらネームを切っていたので、上巻の中でも思い入れのあるエピソードです。それが演出、音楽、声優さんの演技によってさらに胸にくるシーンとなっていて言葉にならなかったです。さらに犲の体制や活動などを掘り下げてくださり、アニメ映画としても面白く感動しました」と賛辞を贈った。 先述したように、同シリーズは様々なメディアミックスを行っている。メディア化について唐々煙は「楽しんでいこうと思います」と自身の考えを述べる。「アニメは漫画の世界と近接していますが、舞台や実写は生身の人や尺の問題で少し離れたものになると認識していますが、それが面白さでもあると思っています」と言い、「アニメの曇天、舞台の曇天、映画の曇天。時間や設定の違いがあれど、キャラの信念や行動理由が変わらなくある。それならば間違いなく曇天に笑うであり、ひとつの物語として完結し、それが面白ければ大満足です。いろんな曇天が観れることが嬉しく、楽しみのひとつです」と語った。
 
 最後に、自身にとって『曇天に笑う』とは?という問いに「宝物」と答えた唐々煙。「『笑う』ことが好きです。 それと同時に物語において悲しみ苦しみ悔しさといった負の感情も好きです。それが深ければ深いほど、喜びや楽しさ『笑う』意味合いが何倍にも大事に思えてくるからです。描くたびにいろんなことに向き合う瞬間があり、考え、気付かされます。得難い人生の宝物です」。(文:ほりかごさおり)
 
 『曇天に笑う〈外伝〉 〜決別、犲の誓い〜』は絶賛公開中。

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