三浦春馬による直接指導の演出に現場大爆笑 - オトナ高校Pの最終話"予習"

12月8日(金)7時0分 マイナビニュース

俳優の三浦春馬がまさかの"童貞"役に挑んできたテレビ朝日系ドラマ『オトナ高校』(毎週土曜23:05〜)も、あす9日の放送でいよいよ最終回。不器用なオトナたちの恋愛模様がさらに複雑に絡み合ってしまったが、どのようなクライマックスが待ち受けているのか。テレビ朝日の貴島彩理プロデューサーが、撮影現場の裏話を含め、最終話を"予習"する。

童貞を脱したら即卒業という「オトナ高校」に強制入学させられた、東大卒のエリート童貞(通称・チェリート)の英人(三浦)。前回の第7話ラストで、副担任のさくら(松井愛莉)が英人を押し倒し、彼のファーストキスを奪うという暴挙に出て、目撃した同棲相手の真希(黒木メイサ)を当然のごとく激怒させた。

そんな矢先、実験だったオトナ高校が来年度から正式開校することが決まり、今いる生徒の教育は急きょ今週いっぱいで終了することに。すると、勘違い街道まっしぐらの英人は「この状況からみんなを救う英雄になれるのは僕しかいない!」と使命感をたぎらせ、藪から棒にリーダーに立候補。実績不振でクビ宣告された担任・翔馬(竜星涼)の退任取りやめのために、「全員で卒業しよう!」と熱弁すると、全生徒が賛同するという"奇跡"が巻き起こる。

貴島Pは「撮影現場では、実際にすっかり仲良くなった生徒たちが、三浦春馬さんの仕切りで、一致団結(笑)。特に、恋愛名言を復唱しながら走ったり腹筋するシーンでは、三浦さんがこっそり監督と相談して『僕がこういったらみんながこう動いてください!』と、生徒たちをまさかの直接指導。スタッフも何をやるか聞かされていなかったので、リハーサルで見せられた演技に、一同大爆笑でした」と明かす。

こうして、リーダーとして火が点いた英人は、全員卒業のための計画書を作るなど、猪突猛進。だが、いつもの通り周りが見えなくなって、放置された真希の気持ちを思いやることをすっかり忘れたがために、同棲解消を言い渡されてしまう。それを知ったED童貞部長・権田(高橋克実)は「いよいよ俺の出番だ」と、愛しの真希への急接近作戦を張り巡らせるが…。

一方、教師職をクビになる翔馬にはさらなる不幸が降りかかり、ついに自暴自棄に。翔馬への叶わぬ恋に身を焦がすヒミコ(山田真歩)、ヤルデンテ(夕輝壽太)とも、怒鳴り合いのケンカとなり、おまけに、さくらが突如失踪してしまうというカオス状態に陥る。

撮影現場では、最終話の台本が配られるまで、どのキャラクターが卒業できるのか、一体誰と誰の恋が実るのか、"予想大会"が繰り広げられていたそうだが、「当たっている人はいませんでした(笑)」(貴島P)というほど、予想外の展開となる模様だ。ちなみに、番組公式Twitterでは、英人の結末を当てる視聴者参加のクイズ企画が実施されている。

最終話の予告では、英人が卒業式らしき風景の中で泣きながらスピーチする場面が流れたが、その真相は…。最後は誰と結ばれるのか、オトナ高校を卒業できるのは誰なのか…。貴島Pは「笑って笑って最後に泣ける(!?)、『オトナ高校』らしい衝撃のラストにご期待ください」と予告している。

こうして、ついに最終話を迎える『オトナ高校』。貴島Pは「最初に脚本の橋本裕志先生もインタビューで言っていらっしゃったのですが、『みんな性経験をするべきだ』と啓発したくてこのドラマを作ったので全くありません」と強調する。

その狙いは「性経験をしたらオトナ…なんて基準は存在しない。じゃぁオトナって何だろうか?ということを、あらためて考えてみたいなと。子供の頃のように純粋ではなくなって、『努力はあまり報われない』とか『夢は必ずしも叶わない』というリアルな現実を知って。だから諦めがちで、自分に言い訳しがちで、熱く生きることをバカバカしいと揶揄したり…そんな"カッコ悪いオトナ"になってしまった英人たちが、恋愛を通して、やがて童貞を卒業すること以上に、大切なことを学んでゆくドラマにしたかった」ということ。

しかし、積み重ねてきた30年、あのこじらせ童貞・処女たちは本当に成長できるのか。貴島Pは「人間、そう簡単には成長できないです(笑)。そこはリアルに、ブラックに描いてゆきたい。でも、プライドを捨ててまっすぐに頑張れば、大人になってからも、ほんのちょっとだけ前に進めるかも…? 『大人になった自分も、まぁ悪くないか』と、どこか爽快感を覚えるような、大人の成長物語になっていたら」とメッセージを寄せた。

マイナビニュース

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