木崎ゆりあ、つか代表作で第一歩「熱海殺人事件」

12月8日(金)6時50分 日刊スポーツ

AKB48を卒業し女優業をスタートさせた木崎ゆりあ(撮影・中島郁夫)

写真を拡大


 9月にAKB48を卒業した木崎ゆりあ(21)が小栗旬(34)綾野剛(35)らが所属する芸能事務所トライストーン・エンタテイメントに所属することが7日、分かった。来年2月、劇作家つかこうへいさんの代表作の1つ、舞台「熱海殺人事件」に出演することも決まった。女優として幸先よいスタートとなりそうだ。
 木崎はAKB48時代、メンバーの多くが所属するマネジメント会社「AKS」に在籍した。卒業後、本格女優を目指すため、トライストーンへの移籍を決断した。同社は映画製作会社でありながら、所属する小栗がブレークすると、これに続くように綾野、田中圭(33)坂口健太郎(26)間宮祥太朗(24)らが台頭。さらには女優木村文乃(30)や歌手miwa(27)も在籍する。木崎は「すてきな役者さんが大勢いるイメージで、その中で勉強をしたいと思いました」。事務所社長と先月に面談し、その場で意気投合して移籍が決まった。
 既に事務所の養成所で、レッスン生に交じり演技を学んでいる。「他の人が指導されている話を聞くだけでも、すごく勉強になります」。小栗が見学に訪れたこともあった。「事務所の皆さんが家族のような雰囲気で、この人たちのためにも頑張りたいって気持ちになりました」。
 卒業後、女優として最初の仕事は舞台に決まった。つか作品の名作「熱海殺人事件」だ。過去に内田有紀(42)黒木メイサ(29)も演じた大役。川栄李奈(22)を「AZUMI」で、松井玲奈(26)を「新・幕末純情伝」に起用するなど、アイドルを女優として開眼させる手腕にたける岡村俊一氏(55)が演出を手掛ける。木崎は同氏から「その人が持つ内面の正しさを表現するのが舞台。川栄も松井も心が正しかった。けたぐりの役作りは考えずに飛び込んでくれたら、過酷な稽古の先に答えは出てくる」とエールを送られた。

 川栄と松井の舞台を観劇しており「本気で挑む姿がうらやましかったので、私もマジになりたい。男性陣しかいないので、負けたくない」と反応した。同氏に「動きがチャーミングできれいだから舞台で映えるはず」と期待を寄せられると「卒業から2カ月間ゆっくりして、演技への意欲を再確認できた。おばあちゃんになるまで芝居をしていたい。勉強になることなら何でもやらせてください」と強い意欲を示した。
 髪も短く切り心機一転。新しい姿を小劇場の老舗、東京・紀伊国屋ホールで披露する。【瀬津真也】
 ◆木崎ゆりあ(きざき・ゆりあ)1996年(平8)2月11日、愛知県生まれ。09年11月にSKE48第3期生オーディション合格。10年6月に研究生から正規メンバーに昇格。14年2月にAKB48移籍。今年9月にAKB48卒業。AKB48選抜総選挙は13、15年の22位が最高。女優業は14年「GTO」などドラマ14作、映画は「柘榴坂の仇討」など3作に出演。156センチ。血液型O。
 ◆熱海殺人事件 つかこうへいさん作の戯曲。73年に初演され、74年に岸田國士戯曲賞を受賞。86年に仲代達矢主演で映画化。熱海で起きた殺人を、主人公の木村伝兵衛刑事が大事件に仕立てようとする物語。木崎の役は、主人公の愛人の水野朋子警察官。過去に黒谷友香、内田有紀、黒木メイサらが演じた。初演から45年間。毎年春先に紀伊国屋ホールで上演されている。

日刊スポーツ

この記事が気に入ったらいいね!しよう

木崎ゆりあをもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ