みのもんた 大橋巨泉に「おれならこうやる」と言われドキッ

12月8日(木)16時0分 NEWSポストセブン

寿々子夫人は外出も巨泉氏の遺骨と一緒だという

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 元横綱・千代の富士さん、演出家・蜷川幸雄さんなど、多くの著名人が天国へ旅立った2016年。7月12日には、司会者としてテレビで活躍した大橋巨泉さんが、急性呼吸不全のため亡くなった。82才だった。


「野球は巨人、司会は巨泉」のキャッチフレーズで活躍した大橋巨泉さん。同じ司会業のみのもんた(72才)は文化放送のアナウンサー時代にかけられた言葉が忘れられない。


「ばったり出会った巨泉さんに『きみの司会、次に何をするかわかっちゃうぞ。おれだったらこうやるぜ』と言われてドキッとした。おれのしゃべりは底が浅いのかと反省し、しゃべり方や話の展開に注意するようになりました」


『クイズダービー』『11PM』『世界まるごとHOWマッチ』などの名番組で高い人気を得ながら、56才にしてセミリタイアした。弟で所属事務所社長の大橋哲也さんがその真意を語る。


「兄は“人間、運の総量はみな同じ”とよく口にしてました。その運に気がつくか、生かすか、避けるかを大切にしてきた。仕事には全力をかける人でしたから個人としての時間を割いてきたわけです。そんな時に海外の友人から聞いた“リタイア”の意味に共感し、自分自身の人生や家族や友人との時間を大切にしたいとリタイアを決意したんです」


 当時、今後の生き方について、「第1は健康。第2はパートナー、つまりカミさん」と語っていた通り、セミリタイア後は妻・寿々子さんとともにオセアニアやカナダで年間8か月以上も生活し、いくつになっても朝夕のキスを欠かさず腕を組んで散歩する夫妻だった。


 だが、巨泉さんは2005年に胃がんを発症。中咽頭がんを患った2013年以降は4回の手術と4回の放射線治療を繰り返した。寿々子さんは片時も目を離さず看病したが、今年7月、巨泉さんは帰らぬ人となった。


 あれから約5か月、今も妻は夫の傍から離れない。


「寿々子さんはいまだに納骨をせず、兄の遺骨を抱いて寝ています。外出する時も、遺骨を家にひとりで置いて出かけない。11月にニュージーランドを訪れた際も肌身離さず、兄の好きだったゴルフ場に行き、抱いた遺骨に各ホールを見せていました。これほどの愛情を交わす夫婦って、他にいるのかなとしみじみ感じます」(哲也さん)


 巨泉さんは2019年の金婚式に妻とフランスに行く約束をしていた。寿々子さんは3年後、夫の遺骨とともに約束の地を訪れるつもりだ。


※女性セブン2016年12月22日号

NEWSポストセブン

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