ビートたけし かつてメディア賑わせた元政治家の久々登場に驚き「何で急に見なくなったか分からない」
2024年12月8日(日)18時6分 スポーツニッポン
お笑いタレントビートたけし(77)が、8日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、かつて世間をにぎわせた元政治家の登場に驚きを口にした。
この日は兵庫県の斎藤元彦知事が、公選法違反の疑いで刑事告発されたニュースや、年収103万円の壁をめぐる協議、さらには少数与党の政権運営などについてトーク。進行役のエッセイスト阿川佐和子が「今日は久々に元みんなの党の渡辺喜美さんが…」と、みんなの党元代表の渡辺喜美氏を紹介した。
渡辺氏は自民党で副首相や外相、通産相、大蔵相などを歴任した渡辺美智雄の長男として1952年に誕生。衆院議員を6期、参院議員を1期務め、自民党時代には閣僚も経験した。09年にみんなの党を結成して躍進し、少数与党だった当時の自民党に政策実現を迫った。しかし、その後、方向性の違いから14年に解散した。
2010年代当時は連日、ニュースに登場していた人物だけに、たけしは「渡辺さんなんか、何で急に見なくなったか、全然分からないもん」とびっくり。渡辺氏は「引退しちゃったんですよ、私」と告白し、「天下の素浪人をやってます」とジョークで近況を明かした。
当時は白髪頭だったが、現在は若々しい黒髪に。阿川から「ものすごく若返って、肌つやもよさそう」と褒められると、渡辺氏は「奥様のおかげでございます」と答えた。
たけしは「渡辺さんがガーンと来た時は知っているけど、いつの間にかいなくなってる。何のきっかけでいなくなったか、全然分からない」と再び首をかしげた。渡辺氏は「選挙も落ちました。お金を借りて、それを暴露されちゃって」と、選挙前に企業から巨額の借入金をしていたとの報道に触れていた。