英ルイ王子、クリスマス礼拝で母方の祖父母にメッセージ「一緒にゲームをしてくれてありがとう」
2024年12月8日(日)15時25分 Techinsight
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の末っ子ルイ王子。今年も、母が主催するクリスマス礼拝に出席した(『The Prince and Princess of Wales Instagram 「Happy 6th Birthday, Prince Louis!」』より)
キャサリン皇太子妃が主催した恒例のクリスマス礼拝に、ウィリアム皇太子、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が出席した。会場となったウェストミンスター寺院の前には、メッセージ札を吊るすためのツリーが設置され、3人の子どもたちもそれぞれの言葉を記した札を持参した。現地メディアによると、ルイ王子は母方の祖父母へ感謝の思いを込めたメッセージを書いていた。
英ロンドンのウェストミンスター寺院で現地時間6日、キャサリン皇太子妃主催のクリスマス礼拝『Together at Christmas』が行われた。
2021年から開催されているこの礼拝は、クリスマス時期に人々を団結させるとともに、他者を支え続ける人々を称えることを目的としている。
今年は「愛と優しさと共感」がテーマで、友人や家族への支援や仕事を通じた社会貢献を行ったり、ボランティア活動などで支援を行ったおよそ1600人のゲストが出席した。
会場のウェストミンスター寺院の入口付近には、「カインドネス・ツリー(優しさの木)」と呼ばれるツリーが設けられた。ツリーの枝には、招待客が自分を支えてくれた人への感謝のメッセージが記された、赤い札が飾られている。
主催者のキャサリン皇太子妃は、家族より一足先に会場に入り、招待客に挨拶をした。その後、車両で到着したウィリアム皇太子、ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)を出迎えた。
そして3人の子どもたちは、自身のメッセージを書いた赤い札を「カインドネス・ツリー」の枝に吊るした。
ジョージ王子とシャーロット王女が何を書いたのかは明らかにされていないが、複数の現地メディアが掲載した写真によると、ルイ王子が持つ赤い札には「おじいちゃんとおばあちゃん、僕とゲームをしてくれてありがとう」と書かれていた。
ルイ王子は、母方の祖父マイケル・ミドルトンさんと祖母キャロル・ミドルトンさんに対する感謝を記したとみられている。
キャサリン皇太子妃の両親であるマイケルさんとキャロルさんは、ウィリアム皇太子一家が住むウィンザーのアデレード・コテージから30分程の距離にあるバックルベリーに住んでおり、孫たちとも固い絆を築いている。
皇太子妃は今年1月に腹部手術を受けた後、がんの化学療法を開始したが、その間もマイケルさんとキャロルさんは娘や孫たちの生活を支え続けてきた。
9月にはケンジントン宮殿の公式SNSで、キャサリン皇太子妃のがんの化学療法終了が報告された。投稿された動画には、ウィリアム皇太子夫妻が英ノーフォーク州に所有する別宅内で、マイケルさんとキャロルさんが孫たちと一緒にトランプを楽しむ様子が映し出されていた。ルイ王子は父ウィリアム皇太子の膝の上に座り、隣には祖父マイケルさんが座っていた。
ウィリアム皇太子は妻の両親と良好な関係を築いており、6月に開催された「ロイヤル・アスコット」の会場では、ハイヒールのかかとが芝生にはまって動けなくなったキャロルさんに手を差し伸べて助けるという紳士的な場面が報じられた。
また、今年で4回目を迎えたクリスマス礼拝には、マイケルさんとキャロルさんに加え、キャサリン皇太子妃の弟ジェームズさんと妹ピッパさんも出席した。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram 「Happy 6th Birthday, Prince Louis!」「A wonderful time spent together with friends, family and those who make a real difference to the people around them.」「Great to welcome so many inspiring people to Westminster Abbey last night.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)