ジョシュ・ハートネット、ハリウッドを離れて故郷に戻ったことは「メンタルヘルスとキャリアにとって最高」
2021年12月9日(木)11時45分 シネマカフェ
結局、『ブロークバック・マウンテン』は、ジェイク・ギレンホール&故ヒース・レジャーがメインキャストを務め、アカデミー賞3部門を受賞する名作となったが、ジョシュはもともとは「ぼくとホアキン・フェニックスがやる予定だった」と明かした。
それほど、主演のオファーが次々と舞い込む売れっ子で、スーパーマン、スパイダーマン、バットマンの候補になったこともあったが、すべて“蹴った”。ハリウッドで栄光をつかんだ頃は、「まだすごく若くて、自分のパーソナリティーの形成真っ最中というところだったから、正直、“いっぱいいっぱい”だと感じたんだ」と率直に明かしている。そのため、彼がしたことといえば、荷物をまとめてハリウッドから故郷のミネソタ州に戻ることだった。この決断は、「自分のメンタルヘルスとキャリアにとって最高だった」と振り返る。
拠点を故郷に移したことで「映画を作る仕事に行くのがすごく楽しくなったし、家に帰って大事に思っている人たちとつるむのも幸せなことだ。(ハリウッドで)そうじゃない人たちと付き合うよりも」と語っている。
主役の座を退き、よりアート性の強い役を好んで演じているというジョシュ。私生活では3人の子どものパパでもある。