『119エマージェンシーコール』佐藤浩市、中村ゆりの出演が決定!
2024年12月9日(月)13時30分 ジェイタメ
フジテレビ系では、2025年1月13日(祝・月)スタートの“月9”ドラマ(毎週月曜・午後9時〜9時54分※初回30分拡大)にて、清野菜名が主演を務める『119エマージェンシーコール』を放送する。本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマ。そしてこの度、本作に佐藤浩市、中村ゆりの出演が決定した。
「119番、消防です。火事ですか、救急ですか」。いつ、どこでかける状況が訪れるか分からない119番通報。その緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員たち。さまざまなスキルを持った消防・救急のスぺシャリスト集団である彼らが、通信技能と医療知識を駆使して、危機に瀕(ひん)した“命”をつなぐために、日々、“声”を聞き“声”で救っている。パニックに陥る通報者の言葉から通報場所を特定し、1秒でも早く必要な部隊を現場に到着させる。消防局の指令センターは、“救命の連鎖”が始まる場所なのだ。
だが、その仕事は決して楽なものではない。多々発生するいたずら電話の対応にも時間を割かれ、緊急を要する119番通報では理不尽に怒鳴られ、ののしられることは日常茶飯事。そして、いつ来るか分からない巨大災害や大事故、パンデミックに対する覚悟も求められ、常に極限の緊張感にさらされた職場であると言っても過言ではない。急病や事故、火災、災害——。不安と隣り合わせの現代だからこそ、「救命が始まる最初の現場」である「119=エマージェンシーコール」を支える全てのヒーローたちの新たな物語を送り出す!
佐藤浩市がほんのわずかな音も聞き漏らさない“伝説の指令管制員”に!
佐藤が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の主任・堂島信一(どうじま・しんいち)。ほんのわずかな音の違いも聞き漏らさず、状況の変化に気づいて的確な指示を出すことができる、通称“伝説(レジェンド)の指令管制員”。長らく現場を離れて管理職となっていたが、定年を機にある思いがあって再任用の指令管制員として指令センターに戻った。口調や態度には昭和気質の粗暴さが垣間見られるが、その言葉には経験に裏打ちされた説得力がある。司令課3係の係長・高千穂一葉(たかちほ・かずは/中村ゆり)とはかつて上司と部下だった頃からの旧知の仲で、お互いのことをよく知っており、信頼しあっている。
佐藤は、1980年のデビュー以来、これまで数々のドラマ・映画へ出演。『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(1994年)、『64-ロクヨン-前編』(2016年)などで日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したほか、数々の賞を受賞してきた名俳優であり、日本の映画界、ドラマ界において欠かすことのできない存在だ。常に第一線で活躍し続ける佐藤は、『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』(2023年10月クール)以来のフジテレビ系ドラマへの出演となる。
中村ゆりが司令課3係の係長に!約14年半ぶりに月9へレギュラー出演!
中村が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の係長・高千穂一葉(たかちほ・かずは)。個性的なメンバーをまとめるリーダーで、自ら通報に対処することもある指令管制員。論理的な思考の持ち主で、常に指令センター全体を見て的確な指示を出すことを心がけているが、部下の人間関係の悩みには対応に困ることも。また、仕事終わりや休日に飲むのが好きで、お酒が入ると関西弁になる一面もある。
中村は、映画『そして父になる』(2013年/ギャガ)や『グッド・ドクター』(2018年7月クール/フジテレビ系)、『今夜はコの字で』(2020・22年/BSテレ東系)、『クロサギ』(2022年10月クール/TBS系)、『鬼平犯科帳』シリーズ(2024年〜/時代劇専門チャンネル)などの話題作に多数出演。また、11月14日(木)に配信がスタートした『さよならのつづき』(Netflix)では、難しい役どころとなる主人公の妻役を熱演している。そんな中村は『月の恋人〜Moon Lovers〜』(2010年5月〜7月/フジテレビ系)以来、約14年半ぶりに月9へレギュラー出演することに。
個性的な指令管制員たちが、困難な状況にチームとして立ち向かう中で、それぞれに抱える葛藤や問題をも乗り越えて成長していく群像劇。日常の現場で繰り広げられるさまざまな人間模様と、一瞬一瞬の緊張感の中で命を救うことにひたむきに働き続ける指令管制員たちの姿を「ありのままに」お届けする新たなヒーロードラマが誕生!清野菜名主演のドラマ『119エマージェンシーコール』に、ぜひご期待いただきたい!この声でつなぐ、その命を救える命にするために——。
【コメント】
■佐藤浩市
——本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「僕個人の意見としてはドラマはオリジナルであるべきだと思っているので、社会がその時代その時代に抱えていること、それが色濃く反映されるものがドラマにする価値があるのではないかなと思いました」
——ご自身が演じられる役の印象は?
「僕が考える堂島は、一人だけ昭和感がある人間がいてもいいのかなと。それが世の中で今はあまり歓迎されていないキャラクターなのかもしれませんが、昭和を生き抜いてエマージェンシーコールを聞いてきた堂島が今ここに居るということが対比として面白いのではないのかなと考えています」
——最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「このドラマを見て、皆さんにいろいろなものを感じ取ってほしいですし、このドラマの中に自分を置き換えて何か考えるきっかけになったらいいなと思います。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」
■中村ゆり
——本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「この職業についてあまり深掘りしたことがなかったので、映像を見て勉強させていただきました。とても興味深くて、このドラマに参加できることがうれしいなと思いました」
——ご自身が演じられる役の印象は?
「ユーモアがありつつ、みんなの立場にたって物事を考えてあげられるような頼りがいのある方なのかなと思いました」
——最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「たくさんの方の命を救っているこのお仕事をドラマにできるということがとてもうれしいです。放送をぜひご覧いただけたらうれしいです」
■プロデュース:渡辺恒也(フジテレビドラマ・映画制作部)
「複数の119番通報が同時に入ってくることも少なくない指令管制員の仕事は、チームワークが求められる仕事でもあります。ひとつひとつの通報に向き合うために、キャリアの異なる管制員同士がお互いを補いあい、助けあって活動する“ワンチーム”としての司令課3係。そんなチームの重心を支えてきた“レジェンド”指令管制員に佐藤浩市さん、チームを冷静にまとめるリーダーに中村ゆりさん、初めに思い描いた理想のキャスティングがかないました!雪たち後輩の管制員たちが壁にぶつかったり悩んだりするとき、経験豊富な先輩である彼らがどんな言葉をかけるのか…。もうひとつの“声”がつなぐ、世代を越えた人と人との結びつきを感じていただけたらと思います」
◆『119エマージェンシーコール』
2025年1月13日(月・祝)スタート 毎週(月)午後9時〜9時54分
※初回30分拡大(午後9時〜10時24分)
(C)フジテレビ