「歯ぎしりは頭蓋骨を揉めば治る」と専門家、現代病に効果も

12月11日(月)11時0分 女性自身

女性自身[光文社女性週刊誌]

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「当院に顔のマッサージで来る女性のおよそ3分の1は歯ぎしりや食いしばり、そして顎関節症に悩んでいました」


そう語るのは、指圧マッサージと鍼灸で2万人以上もの体をほぐしてきた、『ストレスとりたきゃ頭蓋骨をもみなさい』(アスコム)の著者、寺林陽介先生(43)だ。


「女性は男性よりもストレスが体に出やすいんです。その結果、ストレスが歯ぎしりや食いしばりとして現れる人が増えています」(寺林さん・以下同)


歯ぎしりは就寝時に配偶者などからの指摘で気づく人もいるが、本人も知らぬうちに罹患している場合も多い。放っておくと、さまざまな疾患を引き起こすという。


「普通、スルメをかむのに20〜30キロの力が奥歯にかかりますが、歯ぎしりをしている最中は100キロもの負荷がかかるといわれています。その結果、あごの筋肉が発達して、体が細くてもエラが張って見えるようになります。さらに、歯がすり減っていきます。ある患者さんは10万円以上したセラミックの奥歯が、歯ぎしりが原因で、1カ月ですり減ったそうです」


ほかにも、顎関節症を引き起こしたり、歯の根元が割れたり、歯周病が進行するなどの恐れがある。また、睡眠の質が悪くなり、眠っても疲れが取れないということも……。多くの人が悩んでいる歯ぎしりだが、「頭蓋骨マッサージすることで、改善できる」と寺林先生は語る。


「頭蓋骨と頭皮の間には、重要な筋肉が多くあります。ストレスを感じると、頭蓋骨の筋肉は、ギュッと収縮し、血流が一気に悪くなり、硬くなってしまうのです。特にこりやすいのが、両サイドのこめかみから耳の周辺の筋肉である『側頭筋』。この筋肉はあごの筋肉と連動しているので、歯ぎしりは側頭筋に過大な負荷をかけます。その結果、側頭筋が硬くなり、萎縮してしまう。すると、さらに歯ぎしりがひどくなるという悪循環が起きるのです」


さらに、物思いや悩みが多いと、“眉間にシワがよる”というように、おでこの筋肉である「前頭筋」がこり固まる。デスクワークなどで頭を酷使すると、首や肩、背中の筋肉につながっている後頭部の筋肉「後頭筋」がこりやすくなるという。


あなたの頭蓋骨がこっているか、次のチェックシートで確かめてみよう。3つ以上当てはまれば、頭蓋骨にこりを抱えている可能性が高い。


□頭皮を指で押しても、頭皮が動かず硬い


□頭皮を2本の指でつまんだとき、うまくつまめない。痛い


□頭の生え際を押したら、へこみが戻りにくい。指の跡が残る


□頭皮の色が、みかんのように黄色っぽい


□頭皮の色が、赤みがかっている


□頭皮がぶよぶよした感じがする


□頭皮にゴリゴリとした感触があり押すと痛い


「現代社会では、肉体の疲れよりも、精神的な疲れや、パソコンやスマホの使いすぎによるIT疲れが多い。その結果、頭蓋骨にこりがある人がほとんどです。私の患者さんでも、こっていないのは100人中1人くらい。頭蓋骨のこりは、歯ぎしりはもちろん、頭痛、肩こり、眼精疲労や睡眠障害の原因となる。これを解消することで、多くの疾患が改善します」

女性自身

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