イギリスのクリスマスは、日本でいえばお正月?なにを食べるの?

12月13日(金)7時5分 海外ドラマboard

イギリスのクリスマスは、日本でいえばお正月のようなもの。年に一度のおめでたい日のために、おせち料理のような伝統料理とごちそうをたっぷりと用意して、ホリディの間、食べ続けます。

クリスマスのごちそうといえば?

★ロースト・ターキー、ロースト・チキン&トリミングス

 クリスマスのメイン料理は、ターキー(七面鳥)のロースト。ソースには、グレイビー&クランベリーが欠かせません。しかしたいてい食べ飽きて余るので、最近は少子化の傾向もあり、ロースト・チキンにする家庭も増えたとか。
 またターキーは身がパサパサしているのが好きじゃない、という人も多いので、最近はベーコンを巻き付けて焼くレシピが喜ばれています。
「トリミングス」と呼ばれるつけあわせは、ベーコンを巻いたカクテル・ソーセージ、野菜はじゃがいも、にんじん、パースニップ(砂糖にんじん)を一緒に焼きます。温野菜としては、芽キャベツを添えるのが伝統的です。
 スタッフィング(詰め物)には、栗、セージやタマネギ、パン粉などを入れます。これもぐちゃっとしていて好きじゃない、という人も増えてきたので、最近は別に小さく丸めて、オーブンで焼く場合もあります。

★クリスマス・プディング

フランベしたクリスマス・プディング

『英国アフタヌーンティーとお菓子』より

 1500年代まではプラムを使ったおかゆのようなものだったそうで、別名「プラム・プディング」ともいいます。昔はまんまるだったそうですが、現在ではレンジで温められるように、円錐型になりました。作るのにとても手間がかかるので、約8割のイギリス家庭が、市販品を買っているそうです。
 食べるときには温めたクリスマス・プディングをフランベして、ブランデーバター、ブランデーソース、あるいは生クリーム、カスタードクリームを添えていただきます。

★クリスマスケーキ

マジパンでデコレーションしたクリスマスケーキ

 古くは「ユールログ」(ユールとは北欧の古い言葉でクリスマスのこと。クリスマスに大きなまきをくべると、無業息災、火事がおこないなどの言い伝えがあった)というブッシュドノエルの原型で、スイスロールのようなものでした。現在ではフルーツケーキをシュガーコーティングしたものを、クリスマスケーキとして食べます。
 しかしクリスマス・プディングやミンスパイと味が似ているせいか、古臭いという声もあり、最近はパネトーネ、シュトーレンなども人気です。

★ミンスパイ

 イギリスではクリスマスから十二夜までの間に、12個のパイを食べると、新しい年に幸運が訪れる、という言い伝えがあるそうです。小型のパイの中には以前は刻んだ肉(ミンスミート)を使いましたが、現在では肉のかわりにドライフルーツなどを使います。クリスマスには欠かせないお菓子です。

 

ロンドンのデパートで販売中のクリスマスツリーとオーナメント

イギリスではクリスマス・ショッピングが10月から開始。年々早くなっているようです。

 この他にもブランデーやモルドワインというホットワイン、ちょっといいチーズやチョコレート、スパイスをきかせたクリスマスティーなど、ふだん食べない高価なごちそうをたっぷり用意します。
 イギリスの聖餐はお昼なので、昼にターキーを食べ、夜までだらだらと食べ続けるのが一般的です。食べるのに飽きたり疲れたりしたら、狩りや散歩を楽しみます。

 クリスマスにイギリスへ行かれる方は、12月25日は公共交通機関は全面運休、博物館やお店もほとんどお休みになるので、ご注意を。

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