“なんとなく生涯巨人”宣言 坂本勇人が本当のスターになれない理由

12月15日(日)6時0分 文春オンライン

 キャリアハイの40本塁打などでリーグ優勝に貢献し、セ・リーグの遊撃手として初のMVPに輝いた巨人の坂本勇人(30)。「年俸がどれだけアップするのか」と、12月6日の契約更改の会見を待ち受けていた報道陣は驚き、呆れる羽目になった。



ベストナインにも2年連続で選出された坂本勇人 ©共同通信社


 実は昨オフの時点で複数年、それも生え抜きでは最長の5年契約を結んでおり、年俸は現状維持の5億円と明かしたのだ。


 おまけに「ジャイアンツで最後までプレーしたいという気持ちを今は持っています。31歳の年から5年なので、なんとなく理解してくれたら」と“なんとなく生涯巨人”宣言も飛び出した。だが、坂本をよく知るベテラン記者は「やっぱりというか、意外じゃない」と言い、こう続ける。


「普段からリスクを取らない男ですから。話題になるのは女性スキャンダルばかりで、カリスマ的な武勇伝がないでしょ。ファンに対してもあまりに無愛想で、イヤ〜な雰囲気にしておきながら、スッといなくなってしまうんです(苦笑)。以前はよく長野(久義)がそのフォローをしてました」


 高卒でプロ入り早々、守備の要のショートでレギュラー。バッティングも申し分なく、チーム内のグッズ売上は一番で、担当記者も「練習は熱心だし、結果も出しているので、選手たちからは一目置かれている」と言う。本来なら球界のスーパースターになっていてもおかしくないが、その影は薄い。



“後ろ向き発言”の背景にあの選手の影響が?


「今オフ、球団側に5年間務めた主将を『辞めさせて下さい』と直訴したけど、原監督に許して貰えなかったですよね。巨人の中心選手という“責任”から逃げたい姿勢が伝わってきます。試合後も報道陣に“近寄ってくるな光線”を出して足を止めず、記事になる面白いことも言わない。阿部慎之助の後を継ぎ、話題作りの面でもチームを背負ってもらいたかったのですが……関西人らしくウケを狙う岡本和真が現れて、マスコミは救われたんです(笑)」(スポーツ紙デスク)


 さらに坂本は会見で、メジャー行きに関してこう漏らした。


「自信もないし、たぶん無理やなと思うので。日本で細々と頑張ります」


 ドジャースの前田健太とはオフに必ず食事するほど仲が良く、そこでメジャーの情報収集をしていた時期もあったというが、


「坂本は子供の頃、松井稼頭央のことをマネするくらい好きで、尊敬していたんです。同じ内野手の稼頭央がメジャーに移籍してパッとしなかったのが、『たぶん無理』という後ろ向き発言に繋がっているのでしょう」(前出・ベテラン記者)


 年俸5億円の男には、大きな夢を語ってもらいたい。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年12月19日号)

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