『光る君へ』ラストに変ぼうした賢子 南沙良「また違う姿をお見せできる」
2024年12月15日(日)21時20分 オリコン
大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
——藤原賢子を演じきって
あっという間でした、すごく。でも賢子としては母ともいろいろあって、双寿丸ともいろいろあって、葛藤みたいなものがお芝居していても楽しかったし、前回初めて大河ドラマに出させていただいたときとは、また違う姿をお見せできるんじゃないかなと思って楽しかったですし、楽しみです。
——『光る君へ』の藤原賢子について
最初は利発で元気でかわいらしい女の子っていうイメージだったんですけど、でもそれは崩れてはいないんですけど、賢子の強さみたいな、ちょっと自分勝手さみたいな。そういうところもかわいらしいなと思いながらお芝居していましたし、やっぱり母上に対する思いみたいなものも途中で変わっていって、その思いも大切に表現できたんじゃないかなと思います。
——印象に残っているシーン
初日が双寿丸との出会いのシーンだったんですけど、私としても印象に残っているなというのもありますし、賢子としてもすごく大事なシーンだったんじゃないかなと思って、私的には初日ってこともあって緊張もしていたんですけど、すごく暑かったんですよ。その日が本当に暑くて。人生で一番暑いんじゃないかっていうくらい暑くて。でもその中でも双寿丸の爽やかさとか、そういうのも感じながら、お芝居できたんじゃないかなと思って。
——藤原賢子として過ごした時間
前回がまだ10代のときだったんですけど、撮影が。本当にとにかく一生懸命であまり余裕がなかったというか、一生懸命やっていたなっていう思い出しかないんですけど、今回は前回とは違う自分でお芝居したいし、心にゆとりを持ってというか、リラックスしながらお芝居できたらいいなと思っていたので、吉高さんが作ってくださる空気感とか、みなさんのあたたかさとか、そういうものに頼りながらなんとか楽しめたんじゃないかなと思います。