「SATC」ミスター・ビッグ役のクリス・ノースが2人の女性から性的暴行の告発を受ける

2021年12月17日(金)15時30分 シネマカフェ

クリス・ノース Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images

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「セックス・アンド・ザ・シティ」のミスター・ビッグ役で知られ、同ドラマの続編「AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章」で同役を再演しているクリス・ノースに、性的暴行疑惑が持ち上がっている。

2人の女性が、過去クリスによって同意のない性行為を強いられたと「The Hollywood Reporter」に語っている。

※以下には性暴力被害に関する記述がございます。ご注意ください。

一人は現在40歳のゾーイ(仮名)さん。2004年、当時22歳だったゾーイさんは、大学卒業後にセレブが頻繁に訪れるようなロサンゼルスの会社で下っ端として働いていたという。クリスはなぜかゾーイの電話番号を知っていて、くどくようなボイスメールを電話に残したという。デスクで働くゾーイに声をかける姿も、当時の上司が目撃している。その後、ゾーイさんはクリスから本を借りるような出来事があり、クリスの自宅へ本を返しに行ったところ、レイプされたという。ショックを受けたゾーイさんはその後友人宅へ直行し、異変に気づいた友人が病院へ連れて行った。そこで警察官にレイプについて報告したが、だれによるものかは言えなかったという。ゾーイさんは記憶にないというが、この日、前述の上司にもこの件について電話で話したことが上司によって明らかになっている。

もう1人の被害者・リリー(仮名)さんは、2015年、当時25歳でVIPエリア担当のウェイトレスをしていたニューヨークのナイトクラブでクリスと知り合った。クリスが結婚していることは知っていたが、大ファンだったため、連絡先を聞かれて舞い上がったという。レストランでディナーをすることになり、飲みすぎてしまったリリーさんは近くのクリスの家に誘われた。そこでリリーさんは同意なく性行為を強いられる。クリスに対して結婚していることや子どもの話題を振るも、「結婚は偽り。一夫一婦制は現実的じゃない」と言っていたという。

クリスは「数年前、十数年も前に出会った人たちから受けた告発は、完全に間違っています」「関係は同意の上でした」「なぜこのような話がいまのタイミングで出てきたのか疑問を持たずにはいられません。なぜ彼女たちはいま、これを明るみに出すのかわかりませんが、確かなことは私が性的暴行を行っていないということです」と主張している。

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