「脱衣要素」もあった昭和の携帯ゲーム『ポケットメイト』

12月17日(日)16時0分 まいじつ

電車内でのスマホ使用率の高さには驚きます。目につく人すべてがスマホを使用している光景もザラです。


確かにスマホをいじっているだけでは何をしているのか傍目には分からないので、気兼ねなくマンガを読めたり、ゲームができますしね。


いい大人が手のひらの中のスマホゲームに夢中になっている光景を見て思い出すのは、トミー(現・タカラトミー)が1975年から1980年代半ばにかけて発売していた携帯ゲームシリーズ『ポケットメイト』です。



およそ120ミリ×70ミリ×20ミリのポケットサイズのプラスチックケースに、あらゆるジャンルの多様なゲームをスタイリッシュにパッケージングした画期的な商品です。


デザインもおシャレだし、本棚に並べたりしてスマートに収納できるので、つい買い集めたくなってしまう玩具でした。



これはギミック仕掛けの迷路を攻略して、仁丹大の小さな金属球をスタートから終点まで運ぶ『スペースアスレチック』。繊細な操作が必要で、ハマるとかなり熱くなります。



こちらは大流行した『インベーダーゲーム』を模した『ポケットインベーダー』。ゼンマイ仕掛けで動くインベーダーの隙間をうまく狙って、金属球をUFOにぶち当てるゲーム。



『ゴルフゲーム』は、ケースから部品を取り出して机の上で展開する反則ワザですが、3枚の板を組み換えることで何と9つのホールが楽しめます。どんなアクシデントが起きるか分からない、アナログの楽しさが詰まった傑作です。


先ほど、あらゆるジャンルと書きましたが、もちろんムフフなゲームもありました。それがこの『ヌギヌギゲーム』です。




パチンコの要領で球を穴に入れると女の子が水着になっていく、当時の子供にとっては鼻血ブーもののゲームです。これはもしかしたら、その後TVゲームで大流行した『脱衣麻雀』の元祖?


大ヒットした『ポケットメイト』ですが、1980年に任天堂が『ゲーム&ウォッチ』を発売するや、一世を風靡し、『ポケットメイト』は携帯ゲームの王座を降りることになります。そして、ゲーム界にデジタル化の波が一気に押し寄せたのでした。


しかし、アナログの面白さはデジタルとは全くの別物。『ポケットメイト』には、いつまでも色褪せない面白さがギュッと詰まっています。大人の私が今、プレイしてもつい夢中になってしまうのですから間違いありません。問題は、電車の中など人前でプレイする勇気だけです。


(写真・文/おおこしたかのぶ)



まいじつ

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