三谷幸喜から中井貴一、GACKT『翔んで埼玉』…報知映画賞沸かせた爆笑スピーチ

12月19日(木)8時0分 マイナビニュース

第44回報知映画賞の表彰式が18日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。

特別賞に輝いたのは、まさかのヒットを記録した『飛んで埼玉』。花束を持って登場した原作者の魔夜峰央は、「特別賞、なにがどう特別なんだかよくわからない、あやふやでぼやっとしたところが『翔んで埼玉』にふさわしいかなと思います。今回はありがとうございます」とユーモアたっぷりに祝福する。

さらに主演のGACKTが「今回、この役の話をいただいたときに、一番最初に、断らせていただきました」と明かすと、会場は大爆笑。高校生役を演じたことに「今年46なんですけど、なにやってんのかなあと」と苦笑しつつ、「僕は昔から魔夜先生の大ファンでして、先生からご指名ということで、これはさすがに断れないなというところで、苦悩しながら高校生を演じさせていただきました」と振り返った。

また、主演男優賞に輝いた中井貴一に対し、『記憶にございません!』三谷幸喜監督からのメッセージを預かってきたというフジテレビジョン 取締役編成統括局長 石原隆氏は「『やったね!』以上です」と読み上げ、この潔さにも会場は爆笑。さらに共演した佐藤浩市からは映像で、「なかなか日本の映画賞で、コメディで演技賞を授賞する例があまりないんだよね。僕の記憶の中では渥美清さん以来なんじゃないかな。そういう意味では非常に僕は意義があると思うし、大きな功績だと思います。あなたはすでに寅さんの域なんです。がんばってください、これからも。お互いにね」と愛あるメッセージが流れた。

中井は改めて、「デビューしましてもう39年、年月が流れました。親父が亡くなったのが38歳のときですから、役者人生だけで父の人生の年月を抜いたことになります」と、3歳のときに死別した父親で俳優の故・佐田啓二さんに触れる。「デビューした時、ご多分に漏れず、"二世"と言っていただいたんですけども、私にはまったく父の記憶がなく、肌感もなく、自分が一番キョトンとしていたことをおぼえています。しかし幼かった頃の自分と亡き父の間をとりもってくれたのが、映画というものでした。映画で見る父を自分の父と思い、そこに自分のイメージを膨らませ、自分が父の子供であると認識するということが多くありました」と振り返る中井の言葉に聞き入る会場。「自分が今、映画というものに携わらせていただいて、この映画に恩返しをしなければならないというふうにも思っています。まだまだ非力でどこまで恩返しできるかどうかわかりませんが、この先も映画を愛して、映画に必死に取り組んでいきたいと思います」と真摯な言葉に惜しみない拍手が送られた。

○第44回報知映画賞 受賞・登壇者一覧

作品賞・邦画部門:『蜜蜂と遠雷』石川慶監督 花束ゲスト:松岡茉優
作品賞・海外部門:『ジョーカー』ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表 高橋雅美 花束ゲスト:田中誠
アニメ作品賞:『天気の子』 新海誠監督 花束ゲスト:醍醐虎汰朗、森七菜

主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』 花束ゲスト:フジテレビジョン 取締役編成統括局長 石原隆
主演女優賞:長澤まさみ 『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマン JP -ロマンス編-』 花束ゲスト:小日向文世
助演男優賞:成田凌 『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』 花束ゲスト:深川麻衣
助演女優賞:小松菜奈 『来る』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』 花束ゲスト:平山秀幸監督

監督賞:佐藤信介 『キングダム』 花束ゲスト:山崎賢人
新人賞:鈴鹿央士 『蜜蜂と遠雷』 花束ゲスト:松岡茉優
新人賞:玉城ティナ 『Diner ダイナー』『惡の華』 花束ゲスト:井口昇監督
特別賞:『翔んで埼玉』 武内英樹監督、GACKT 花束ゲスト:魔夜峰央

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