【M-1】令和ロマン、王者の風格漂う会見 ラストイヤーまであと8年「盛り上がらなくなったら…」
2024年12月22日(日)22時56分 オリコン
会見で王者の風格漂いながら登場した令和ロマン(左から)高比良くるま、松井ケムリ(C)ORICON NewS inc.
高比良くるまは、会見場に現れると「まったく同じ景色だなと思いました」とニヤリ。「本当にうれしいもんですな。マジでもう、誰もしないんじゃないですか?できないとかじゃなくて、面倒くさいから」と話すと、松井ケムリも「歴史に名を残すのが好きなので、うれしいです」と声を弾ませた。
くるまは「最終決戦3組終わった時点で、優勝くらいうれしかった。いいM-1だったなと。もう、これよかったなと思ったので、プラスアルファご褒美もらったという感じですね」と告白。ケムリは「優勝しなかった場合は、なんで出たんだってなるので、できてよかったです」と笑顔を見せた。
来年以降について、くるまは「ラストイヤーまで、あと8年あるので、いつ出てくるんだろうっていう恐怖で脅かそうと(笑)。『M-1』が盛り上がらなくなったら、また出るぞっていう(笑)。まだ、あしたの自分はどんな自分かわからないので」と名言を残しながら喜びを口に。「それぞれ、ユニットで出るというのもありますので」と豪語すると、ケムリは「しばらくはないと思います」と慌てて否定した。
ファーストステージでは、令和ロマンが再びトップバッターとなり、850点を獲得。真空ジェシカが849点、ダークホースのバッテリィズが861点を獲得し、一気にトップへと躍り出た。
ファイナリストは、史上初の連覇を目指す令和ロマン、昨年『M-1』準優勝のヤーレンズを筆頭に、多彩な顔ぶれに。真空ジェシカは4年連続、令和ロマンとトム・ブラウンとヤーレンズは2度目、初出場はエバース、ダイタク、ママタルト、バッテリィズ、ジョックロックの5組、敗者復活からはマユリカが勝ち上がった。
審査員は、若林正恭(オードリー)、礼二(中川家)、山内健司(かまいたち)、塙宣之(ナイツ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、哲夫(笑い飯)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、海原ともこ(海原やすよ・ともこ)、石田明(NON STYLE)という顔ぶれで9人体制になった。
■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
2017年度 とろサーモン【4094】
2018年度 霜降り明星【4640】
2019年度 ミルクボーイ【5040】
2020年度 マヂカルラブリー【5081】
2021年度 錦鯉【6017】
2022年度 ウエストランド【7261】
2023年度 令和ロマン【8540】