レディー・ガガから「メリー・クリスマス!」 『アリー』“ガガ史上最も泣けるバラード”公開
2018年12月24日(月)12時0分 シネマカフェ
「アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン」を収録した本作のサウンドトラックは、全米アルバム・チャート3週連続1位という記録を打ち立て、世界88か国のiTunesでNo.1を獲得するなど、大ヒット中。この度、クリスマスイブの日に公開された映像の中でガガは、「日本の皆さん、メリー・クリスマス! 皆さんが素晴らしい日を過ごせますように!!」と大の親日家らしいコメント。
続いて流れるのは、主題歌「シャロウ」とならぶ本作の顔となる1曲「アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン」の一部を収めた映像。ガガ演じるアリーの圧巻の歌声が響く本楽曲もガガの書き下ろしで、アリーがブラッドリー・クーパー演じるジャクソンを愛するがゆえの傷ついた気持ちや深い悲しみを表現、“もう二度と誰も愛さない”“同じように誰かを愛することは二度とない”と歌うバラードに仕上がっている。
公開前、4万人規模で行われた試写会では、一般の方々から“ガガ泣き”のクチコミが続々と広がっていたが、ブルーのドレスに身を包んだアリーが表現力豊かに歌い上げ、最後に涙を見せる感動のシーンとなっている。
■「私はこの曲が大好きでたまらない」
この曲についてガガは、「私は部屋に入り、皆に『それじゃ、映画『ボディガード』の『オールウェイズ・ラヴ・ユー』(ホイットニー・ヒューストン)を上回る曲を書かないとね』って言ったわけ。実際にはなかなか難しいことだけど、でもこの作品を締めくくる重要な場面の裏には、そういった構想があったの」という。
「この曲に関してすごく興味深いと思うのは、この曲のタイトルである『アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン』、つまり“もう二度と愛さない”というのが、ある意味ネガティヴな曲名だってところなのよ。とは言っても、もちろんいずれ愛することはあるでしょう。人は皆、誰しもね。けれど悲しみがあまりに強烈すぎて、あまりに深く傷ついた場合、同じように誰かを愛することは二度とないということね。私はこの曲が大好きでたまらないのよ」と言葉を続け、自身にとっても特別な楽曲であることを明かしている。
『アリー/ スター誕生』は全国にて公開中(IMAX同時上映)。