田野優花、映画『ぼくらのふしだら』狂気に堕ちたドSな表情に背筋が凍る本編映像解禁

2024年12月26日(木)19時34分 オリコン

『ぼくらのふしだら』2025年1月3日より全国順次公開 (C)大見武士・少年画報社/映画『ぼくらのふしだら』製作委員会

 大見武士氏の同名漫画(少年画報社「月刊ヤングキングアワーズGH」)を実写映画化した『ぼくらのふしだら』が、来年(2025年)1月3日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。主演は、田野優花が務める。

 あふれる性欲と引き換えに時間停止能力を手に入れ、抑圧から解放された女子高生が巻き起こす、サスペンス×淫猥×思春期学園ストーリー。映画『青鬼』(2014年)の小林大介が監督・脚本を手がけ、新感覚のエロティック・ホラーとして、観客に鮮烈な映像体験をもたらす。

 田野が演じるのは、自分に自信が無く、劣等感の塊の主人公・結城美菜実。仕事もせずに酒におぼれている父親の元から離れるために、大学受験を控えた高校3年生。未来をつかむために、彼女には“時間”が必要だった。

 そんな彼女に、「その望みを叶えてあげる…」と接触してきたのは、人ならざる存在〈ササヤキ〉。突然現れた〈ササヤキ〉は、美菜実に“時間を止める能力”を授けるが、その代償として彼女に止め処ない“性欲”をも与えるのだった。

 時間を停止させるたびに太腿に刻まれた性欲のカウンターが上がっていく。鎮めるために美菜実は激しい自慰を繰り返し、幼なじみの真一に体を預ける。美菜実の毎日は次第に彩りを持ち始めるが、彼女の心は徐々に黒く染まっていく。その果てに、どんな結末が美菜実を待ち受けるのか…。

 公開を前に、劣等感にまみれた学園生活を送る美菜実が、あふれる性欲と引き換えに得た“時間停止能力”の恐ろしさを描いた本編映像が公開された。試験中にも時間停止を乱用していた美菜実は、不自然に解答が進んでいく答案用紙を見た教師に能力を勘づかれてしまう。不正行為を暴かれたくなければ、時間停止能力を自分の利益のために使わせろと脅してきた教師を前に、美菜実の狂気が一線を越えてしまう。

 大人しい生徒だった美菜実が「触んなカス」と吐き捨てると、教師のスマートフォンが大破し、どこからともなく無数の刃物が降り注ぎ出す。この能力があれば、他人の命も簡単に奪うことができると見せつけるように、美菜実は容赦なくナイフを飛ばす。情けなく命乞いをする教師を見下ろし、狂気を孕んだドス黒い美菜実の表情に背筋が凍る衝撃のシーンとなっている。

 この事件をきっかけに、自分の欲望のために能力を駆使することのためらいを捨てた美菜実は、予想もつかない惨劇を繰り広げていくことになる。底のない闇に囚われていく物語に期待が高まる映像となっている。

オリコン

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