サッカー元日本代表・播戸竜二が語る“キング・カズ”三浦知良の凄さ

12月28日(土)11時30分 TOKYO FM+

藤木直人、伊藤友里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。12月14日(土)の放送では、サッカー元日本代表の播戸竜二さんをゲストに迎え、“キング・カズ”こと三浦知良選手について伺いました。

(左から)藤木直人、播戸竜二さん、伊藤友里



◆ケガの少なさ、豊富な練習量、メンタリティ
播戸さんは、1998年にガンバ大阪に練習生として入団し、U-19/U-20日本代表としても活躍。2000年シーズンに北海道コンサドーレ札幌へ期限付きで移籍し、岡田武史監督のもとチームをJ1昇格に導きました。その後、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、セレッソ大阪、サガン鳥栖、大宮アルディージャ、FC琉球と渡り歩き、今年9月に現役を引退。現在はサッカー解説などで活躍されています。

藤木:横浜FCがJ1昇格を決め、三浦知良選手が13年ぶりにJ1復帰になるか注目されていますよね。

播戸:53歳の年ですから……僕より一回りも上なので、凄いですよね。そのカズさんがJ1に行くということでサッカー界が盛り上がって良いなと思います。

藤木:J1はトップリーグですけど、53歳になるカズさんは活躍できますか?

播戸:できるかどうかは見てみないとわからないですね。カズさんの何が凄いって、ケガが少なくて、練習も毎日若い選手たちと一緒にやっているんですよね。だからこそ、1試合でも2試合でもチャンスがあるわけですよね。来年J1でやることになったとしたら、どこかでメンバーに入って、PKとかになって、カズさんに蹴ってもらいたいですね。

伊藤:カズさんは、若い選手に話しかけているイメージがあって。試合に出ていないときの役割も大きいですよね。

播戸:自分がサッカーを一生懸命やる、サッカーが好きという気持ちプラス、チームを盛り上げたり、若い選手に声をかけたりすることも、少し意識している部分もあると思うんですよね。

それを、“自分の役割だ”という風には思っていないと思いますし、思わなくていいと思います。カズさんは“自分が試合に出るんだ!”“ゴールを決めるんだ!”と突っ走ればいい。そのなかでも、若い選手にちょっと声かけることのが、若い選手たちからすればどれだけ力になることか、経験になることか……。本当に凄いと思います。

藤木:カズさんはJリーグができたとき、まさにスター選手だったわけじゃないですか。そこからずっと現役を続けているのは凄いなって。

播戸:僕が今年40歳で、中学校2年生の1993年に Jリーグが開幕して。カズさんが、サッカーボールのなかからバッと赤いスーツを着て出てきて、MVPを獲っているあの姿を観て“カズさんみたいになりたい!”“Jリーガーになりたい!”って僕たちは思ったわけですよ。それがまさか、自分が先に辞めて、まだカズさんが(現役で)やっているなんて夢にも思わなかったですね。

笑顔で話す播戸竜二さん



藤木:ヴィッセル神戸のときには、チームメイトになられて。カズさんの凄さはどこでしたか?

播戸:メンタリティですね。失敗しても、自分がメンバーから外れても、一切それを見せないんですよね。もちろんへこんでいることもあると思いますけど、常に“前に前に前に、次、次、次!”っていう感じだったので。

今52歳で、次53歳で……みたいなのも、あまり意識していないと思います。今だけしか本当に考えていないので。自分がどう次の試合に出るか……サッカーという1つの長い軸の視点からすると、J1だろうがJ2だろうが、サッカーに変わりないわけですから。サッカーを続けている、毎日練習するという繰り返しだと思うんですよね。

◆引退セレモニー涙の理由
藤木:今年9月におこわれた播戸さんの引退セレモニーでは、カズさんからのサプライズがありましたよね。

播戸:1999年のデビューした当時のプレーとかを映像で流してくれるわけですよ。今まで毎日一生懸命やってきただけだったことが、映像で観ることによって、“これが始まりやったな”とか“これが初得点やったな”って思い返したときに、じわっとくるものがあったんです。

そのときに、カズさんがパッと出てきたわけですよ。1993年にJリーグが開幕して、この人がMVPを獲って、“こういう選手になりたい!”と思ってJリーガーになって。21年やってきて……“この人より先に辞めるんか”って思ったら、抑えきれない涙が出てきましたね(笑)。

この人を目標にしてやってきて、追い抜いて前に行きたいって思っていたのに、結局、この背中はまた離れていくんかと思ったら、本当に涙が出てきて。

藤木:カズさん、中村俊輔選手、松井大輔選手、同じチームで戦ってJ1を勝ち取ったわけですよね。

播戸:J1にカズさんがいて、中村俊輔がいて、松井大輔がいて、キーパーには僕と同い年の黄金世代と言われる南雄太がいて……そういう選手たちが、またJ1でやれるってなると、Jリーガーを目指す子どもたちからすれば、また1つ希望が持てますよね。

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<番組概要>
番組名:TOYOTA Athlete Beat
放送日時:毎週土曜 10:00〜10:50
パーソナリティ:藤木直人、伊藤友里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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