鈴木奈々、バラエティーの流儀を語る 体張る時は出川に相談

12月30日(日)7時0分 NEWSポストセブン

バラエティーで心がけていることを語る鈴木奈々

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 人一倍の明るさと元気、そして何ごとにも全力でぶつかる姿勢で支持されているタレント・鈴木奈々(30)。おバカキャラとしての地位を確立しているが、そこには鈴木なりに意識しているバラエティー番組の流儀があった。


——おバカキャラとして、意識していることは?


鈴木:元気いっぱい、何ごとにも全力で仕事をしています。私だって落ち込むし、つらいときも悲しいときも、泣きたくなるときもあります。でも、これは私に必要な試練なんだ、人生に無駄なことはないし意味があると思うから、頑張れるんです。それに、困難をチャンスだと捉えられる自分になりたい。つらいときこそ、成長するチャンスだと思います。


——そう思うきっかけはあった?


鈴木:カメラが回っているときは笑顔だけど、終わったあとに、今日は超失敗したなって、涙を流すこともありました。特にテレビの仕事を始めた23才の頃は、そんな日ばかり。帰り道で泣きながら母親に電話をしたら「悩むことは素敵なことだよ」「今、あなたは成長しているの」と励ましてくれました。そこから人生が楽しくなりました。


——鈴木さんはワイプで抜かれることも多いですよね。


鈴木:いつ映ってもいいように、常に豊かな表情を意識しています。すると終わってからスタッフさんに、「鈴木さんのワイプ、すごく助かってます」って言われるので、ますます頑張っちゃう(笑い)。


——顔の筋肉、疲れませんか?


鈴木:そうなんですよ〜。だから私、表情筋を鍛えていますよ。長さ50センチくらいのしなる棒の中央辺りを口で咥えて、ブルンブルン振ることで、顏の筋肉を鍛えられる道具があるんです。笑顔が大事なお仕事なので、口角が上がるように、1日2回、朝晩30秒を毎日続けています。半年前から始めたのですが、ますます表情が豊かになりました。


——バラエティーでは、体を張っていますね。



鈴木:ぶっちゃけ、中村アンさんみたいなモデルになりたかったんですよ! でもキャラクターが違っていたので、がむしゃらな道を選びました。これも私の中で、葛藤があったんです。


 ちょっと前、「30才になるし、このままでいいのかな」って悩んでいたんです。そんなとき、私を見て自殺をやめた男性の話を知りました。私が“クリーム砲”みたいなものでクリームパイを受けているドッキリ映像を、その男性がテレビで見て、「生きよう」って考えが変わったと、『エイキョーさん〜芸能人の影響で人生変わっちゃいました〜』(日本テレビ系)で取り上げていたんです。


 その男性は会社がうまくいかなくて借金して、何もかもが嫌になって死んじゃいたい、と思っていた。でも私の一生懸命な姿を見て、感銘を受けてくれたんだって。その人と直接会ったのですが、「ぼくも頑張ろうって気持ちになった」と感謝されました。そんなふうに思ってくれる人がいるんだから、もっと体を張って頑張ろうって、ふっきれたんです。私もその男性に感謝しています。


——体を張っていて、いちばんつらかったものは?


鈴木:いっぱいありますよ!『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)で、氷上で24時間ワカサギ釣りやったんです。超つらい、マイナス10度ですよ。『FREEZE(フリーズ)』(Amazonプライム・ビデオ)は、何があっても動いてはいけないという番組ですが、100匹くらいのヘビが部屋に投入されて、怖くて無理でした。


 ゲテモノは食べますよ。もちろん好きじゃないけど、バラエティーでは避けて通れないと思っているので、断りません。イモムシは青臭い味でした。あと、ゲンゴロウは周りの皮が固くて噛み切れなかった。過酷な仕事ほど反響が大きくて、「奈々ちゃんを見て元気をもらった」とか、SNSなどに届くから、つらくても続けられるんです。


——『オールスター感謝祭』(TBS系)では、『ぬるぬるトレジャーハンター』で2冠達成。


鈴木:トータルで3回優勝しています。あの番組、芸能人160人が集結していますよね。その視線を感じながらぬるぬるをやるのは、メンタルがいります。だって、イケメン俳優さんも見てるんですよ(苦笑)。


——勝つコツはある?



鈴木:あきめない 。落ちても休まずに、何度でも這い上がる。すっごい疲れるから、心が折れそうになります。でも、テレビの前の人たちが投票してるし、子供たちからも、ぬるぬる大好きですって言われるんです。だから期待に応えたいなって思います。


——つらい仕事のモチベーションを保つ方法は?


鈴木:実は体を張る仕事の前に、出川哲朗さんに電話をして、アドバイスをもらうことが多いんです。先日電話をかけたら、海外ロケの忙しい中、電話に出てくれました。「奈々ちゃんなら絶対大丈夫」「あのリアクション最高だったよ」って、いつも背中を押してくれるんです。島崎和歌子さんからも、メールをいただきます。 落ち込んでいるときに読むと、元気が出ます。


 はじめにお話しましたけど、私のモットーは「何事にも全力で」です。『オトナへのトビラTV』(NHK)で共演した有吉弘行さんにいただいた「ひとつひとつ丁寧に全力で」という言葉が、「全力で頑張ろう!」という気持ちにさせてくれたんです。



【鈴木奈々(すずき・なな)】

1988年7月9日生まれ。茨城県出身。2007年、ファッション誌『Popteen』でモデルデビュー。2011年『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)番組内の、おバカナンバー1を決める『B-1選手権』でグランプリを獲得。“新おバカ女王”となる。現在バラエティーを中心に活躍中。


撮影■浅野剛

NEWSポストセブン

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