【紅白リハ】初司会の伊藤沙莉「フルに楽しんで緊張している暇ない」「虎に翼」特別編は「とても短い」
2024年12月30日(月)18時56分 スポーツニッポン
大みそか「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、女優の伊藤沙莉(30)ら司会者が囲み取材に出席した。
リハーサルを終えた心境を問われると伊藤は「もう、ちょっと本番をやっているみたいな気持ちになっていて、結構にフルで楽ませていただいておりまして。思っていたより緊張している暇がないという。凄く感じましたね。でもとっても楽くやらせていただきました」と語った。
伊藤は前期の連続テレビ小説「虎に翼」で主演。女性法曹の開拓者となった主人公・猪爪寅子を熱演した。平均世帯視聴率は18・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、全130話の期間平均は16・8%。朝ドラ2作ぶりの16%超えの高視聴率を記録した。お笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、同局・鈴木奈穂子アナウンサーと共に大役を務める。
伊藤は「放送100年 特別企画『歌って踊ろう!KIDS SHOW』」にも出演。紅白出演者や「おかあさんといっしょ」の出演者とキャラクターによるスペシャルパフォーマンスを届ける。「おかあさんといっしょ」の人気曲「からだ☆ダンダン」でダンスに挑戦。さらに、有吉と橋本と「だんご3兄弟」を披露する。
また、「虎に翼」の主題歌を担当した米津玄師が特別企画で2018年以来6年ぶりに紅白に出場。主題歌「さよーならまたいつか!」を披露する。スピンオフドラマ、「虎に翼 紅白特別編」の放送が決定している。寅子と仲間たちの再集結が期待されるが、「たぶんとても短いので、すぐ終わっちゃうと思うんですけど、世界観は再び撮影させていただきましたので、お楽しみに」とした。同作の脚本家の吉田恵里香氏はゲスト審査員を務める。
今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。