【演劇コラム】大ヒット漫画原作から話題のシリーズまで…2020年上半期の注目2.5次元ミュージカル!

12月31日(火)8時0分 エンタメOVO

「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra”Stage 本物の英雄(ヒーロー) (C)堀越耕平/集英社・「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage製作委員会

写真を拡大

 今や、漫画、アニメ、ゲームなどの2次元作品を、3次元化した舞台作品の総称である「2.5次元ミュージカル」という言葉を知っている人も多いのではないか。しかし、実際にその作品を劇場に見にいったことがあるという人はまだまだ少ない。そこで、初めて2.5次元ミュージカルを見る人にもお薦めな、2020年の注目作品をご紹介しよう。



「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra”Stage 本物の英雄(ヒーロー)
 堀越耕平による大人気漫画「僕のヒーローアカデミア」を舞台化した“ヒロステ”。19年4月の初演では、主人公・緑谷出久(みどりやいずく)がヒーローを目指して成長していく物語と、魅力的なキャラクターたちが躍動する姿が話題を呼び、人気コンテンツとなった。3月6日から上演される「本物の英雄」では、主人公・緑谷出久をはじめとしたヒーロー科の生徒たちがプロヒーローの下へ職場体験に向かったことから起こる事件を描く。初演時に続き、緑谷出久を田村心、爆豪勝己(ばくごうかつき)を小林亮太、麗日お茶子(うららかおちゃこ)を竹内夢、飯田天哉(いいだてんや)を猪野広樹、轟焦凍(とどろきしょうと)を北村諒が続投。誰の心にも響く王道ストーリーと迫力満点のアクションで観客を物語の世界に引き込む。
 3月6日〜22日、都内・品川プリンスホテル ステラボールほか、大阪で上演。

ミュージカル『刀剣乱舞』最新作
 これまでにも本シリーズに登場している鶴丸国永(岡宮来夢)、大倶利伽羅(牧島輝)の2振りに加え、浦島虎徹(糸川耀士郎)、日向正宗(石橋弘毅)、豊前江(立花裕大)という新たな3振りが登場することが発表された、ミュージカル『刀剣乱舞』(通称:刀ミュ)の最新作。重厚で、心を揺さぶる感動的な作品が並ぶ刀ミュだけに、今回、彼らを中心にどのようなストーリーが展開されるのか期待が高まる。また、現在、18振りの刀剣男士が出演する大型公演、「ミュージカル『刀剣乱舞』歌合 乱舞狂乱 2019」も上演中。同公演は、“ミュージカル”を芯とした新たな形式の独自のエンターテインメントを追求したステージが繰り広げられている。
 3月21日〜29日、都内・天王洲 銀河劇場ほか、兵庫、熊本、宮城、東京凱旋で上演。「ミュージカル『刀剣乱舞』 歌合 乱舞狂乱 2019」は1月4日〜5日、さいたまスーパーアリーナほか愛知、大阪、東京で上演。

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇
 シリーズ累計100万本を超える大人気ゲーム『薄桜鬼』を原作としたミュージカル、通称「薄ミュ」。12年の「斎藤 一 篇」を皮切りに、シリーズは12作品を数え、いずれも熱く切ない物語と「殺陣×ダンス×歌」という斬新な演出が高い評価を得てきた。そして、20年、『薄桜鬼 真改』を原作として、新たなる「薄ミュ」がスタートする。主人公・相馬主計を演じるのは「舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ」で山姥切長義を見事に演じ切り、注目を集めている梅津瑞樹。演出・脚本をミュージカル『薄桜鬼 志譚』も担当した西田大輔が務める。新選組最後の局長である相馬主計が織り成す、熱い男たちの物語が始まる。
 4月2日〜5日、都内・明治座(特別公演)ほか、大阪で上演。

斬劇「戦国BASARA」豊臣滅亡
 アクションゲームを原作に、10年にわたってシリーズを重ねている斬劇「戦国BASARA」。本作では、石田三成を主人公にした物語をつづる。石田三成役は沖野晃司。さらに、前作で卒業した眞嶋秀斗、松村龍之介に代わり、本作からは伊達政宗役を武子直輝、真田幸村役を前田隆太朗が演じ、新たな斬劇「戦国BASARA」を作り上げる。本シリーズの魅力はなんといってもド派手な殺陣。ゲーム原作ならではの武器、戦い方で全編にわたって迫力あるアクションで見せる。さらに、前作で大好評を博した“笑劇”を本作でも取り入れ、「笑い」に特化した限定オリジナル演目も用意されている。
 4月10日〜19日、都内・品川プリンス ステラボールほか、神戸で上演。

「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL
 全世界で累計4000万超ダウンロードされた、スマートフォン向けRPG「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」(FFBE)をミュージカル化。原作ゲームは、“新たなクリスタルの物語”をテーマにした、2人の騎士と1人の謎の少女の出会いから物語が始まり、次元を越えて伝説の英雄たちが登場することでも話題を呼んだ。その壮大な物語が、ミュージカル化することでどのように表現されるのか注目される。物語の主人公・レインを「7ORDER project」の一員でもある阿部顕嵐、ラスウェルを「ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀〜」明石国行役で知られる仲田博喜が務める。
 3月6日〜15日、都内・天王洲 銀河劇場ほか、神戸で上演。

舞台「KING OF PRISM —Shiny Rose Stars—」
 歌やダンス、ジャンップなどのパフォーマンスで観客をどれだけ魅了できるかを競う「プリズムショー」に挑む男子プリズムスタァたちの成長と輝きを描いた劇場版「KING OF PRISM by Pretty Rhythm」、劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」、そしてTVアニメシリーズ「KING OF PRISM ‐Shiny Seven Stars‐」を舞台化した、“キンプリ”の第2弾。本作の魅力は、キラキラしたその世界観。主人公・一条シン役の橋本祥平をはじめとした、キャストたちによる華やかな歌やダンス、そして原作を感じさせる芝居はもちろん、プロジェクションマッピングを多用した演出で、「プリズムショー」がまさに目の前で再現されているのを実感できる。
 2月20日〜3月1日、都内・TOKYO DOME CITY HALLで上演。

「デスノート THE MUSICAL」
 15年にミュージカル化され、17年の再演では海外公演(台中公演)も成功させた本作。音楽を本場ブロードウェーの作曲家、フランク・ワイルドホーンが手掛け、演出に栗山民也を迎えて作り上げられた本作が、20年の公演では、オール新キャストで上演される。夜神月役はWキャストで村井良大と甲斐翔真、エル役は高橋颯、リューク役は横田栄司が担当。累計発行部数3000万部を誇る原作のミュージカル、さらに初演時から高い評価を得ている作品だけに、新キャストたちがどのようなステージを見せるのかに注目が集まる。
 1月20日〜2月9日、都内・東京建物 Brillia HALL(豊島区芸術文化劇場)ほか、静岡、大阪、福岡で上演。

(嶋田真己)

エンタメOVO

「2.5次元」をもっと詳しく

「2.5次元」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ