逆風のなかでも・・・ファーウェイのスマホが日本人から評価される理由=中国メディア

1月10日(木)16時12分 サーチナ

中国メディアは、「ファーウェイのスマホは、品質に対して変態とも言うべき日本人をどうやって征服したのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 昨年末、中国の大手通信機器メーカー・華為技術(ファーウェイ)は強い逆風を受けた。日本国内でも次世代5G通信の基地局設備の調達先から排除される見込みとなったが、一方で、消費者向けのスマートフォンは好調だ。その一因には、日本で品質面での信頼を勝ち取ったことがあるという。中国メディア・東方網は9日、「ファーウェイのスマホは、品質に対して変態とも言うべき日本人をどうやって征服したのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本の顧客の、製品や包装にする品質の要求は世界最高レベルだ。ファーウェイの開発チームも当初、日本の顧客による工場検査の際に、目に見えるほんの少しの傷があるだけで問題品とされたことに戸惑いを覚えたようだ」とした。そして、不良品と判断されたファーウェイの開発担当者が、「世界のどこを探してもそんな完ぺきな品質は求められない。部品のサプライヤーだって受け入れないだろう。一体どうしろというのか」と頭を抱えたというエピソードを紹介した。

 そのうえで、工場検査の際に日本の顧客が、「日本人は中国製品に対してなおも『低品質』というイメージを持っている。購入時にたとえほんの少しでも外観に傷があるのを見つけたら、やっぱり中国製は品質が悪いという印象を深めてしまい、ファーウェイの日本販売や、日本企業との長期的な協力関係に悪影響を及ぼすことになる」と説明し、同社に外観の重要性を訴えたと伝えている。

 そして、この話を聞いた同社の開発責任者が同意し、内部で議論を重ねた末に製品の外観品質基準を定めて厳しいチェックを行うようにしたことで、日本の顧客から高い評価を受けるとともに信頼を勝ち取ったとした。

 記事は、「ファーウェイでは今、日本の顧客による工場検査を積極的に受け入れている。異なる顧客が異なる開発・製造チームに対して、さまざまな突発的な問題を突き付けてくる。こういった毎回のチェックを経ることによって、ファーウェイのスタッフは『日本クオリティ』が求めるものを肌身で感じるようになり、その生産品質を少しずつ改善してきたのだ」と紹介している。

 ファーウェイは法人向けの通信設備において比較的早い時期から日本に進出し、一定のシェアを獲得してきた。そして、日本のメーカーが勢いを失うなかで低廉で品質も高いスマートフォンを発売して、一般消費者の支持や信頼を得るようになった。その背景には、「日本クオリティ」に向けた挑戦と努力の積み重ねがあったようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

サーチナ

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