赤ちゃん猿の死を悲しむ群れの姿 ロボットの隠しカメラが捉える(印)<動画あり>

1月14日(土)19時15分 Techinsight

赤ちゃん猿の死を悲しむ群れ(出典:http://www.mirror.co.uk)

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英『BBC1』の野生動物シリーズ『スパイ・イン・ザ・ワイルド(Spy in the Wild)』は、動物の姿をしたスパイロボットに隠しカメラを搭載し、野生動物の反応を撮影するドキュメンタリー番組である。ネイチャー・ドキュメンタリーの第一人者でありプロデューサーでもあるジョン・ダウナーさんが率いるチームが今回、このロボットを使って撮影に成功したのはある猿の群れだった。『mirror.co.uk』ら複数のメディアが伝えている。

豊かな森の中にひっそりと建つインド・ラージャスターン州のヒンドゥー教寺院に棲むラングールモンキーの群れの中に、1匹の赤ちゃん猿のロボットが置かれた。ロボット猿は寄ってきた猿がしっぽに触るとその表情を変えるなど、本物と見間違えてしまうような巧妙な作りで、猿たちも仲間として受け入れているように見える。

カメラは平和な群れの様子を捉えているが、ここで思いがけないアクシデントが起こった。1匹の猿が木の上でロボット猿を抱きかかえようとしたその瞬間、小さなロボット猿の体はその手から滑り落ち地面に叩きつけられたのだ。慌てた猿はすぐさまロボット猿のもとに駆け付けて胸に抱きかかえるが、微動だにしない様子に呆然として立ちすくむ。

すると他の仲間たちが次々と集まってきてロボット猿を囲んだ。ある者は動かない猿の胸を撫で、ある者は「本当に死んでしまったの?」と確認するかのように近づく。悲しみを癒そうとお互いに抱き合う者もいる。

そして今までの騒がしさが嘘のように深い悲しみが群れを包む。「猿たちは自分たちの仲間の赤ちゃんが亡くなった時と同じように、赤ちゃん猿の死に反応しています」とのナレーターが入るが、群れが見せた行動は人間と何ら変わらず、見る者の胸を打つ。

『スパイ・イン・ザ・ワイルド』ではワニ、犬、オラウータン、鳥、カメなど30体以上のスパイロボットを準備しており、ジョンさんは「動物たちの行動は予測不可能だ。このシリーズでは今までにはない貴重な映像をお届けできるだろう」と語っている。



出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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