イラン、撃墜の関係者拘束…ブラックボックスは仏で解析へ

1月14日(火)22時51分 読売新聞

 【テヘラン=水野翔太】イラン司法当局の報道官は14日、ウクライナ旅客機の撃墜事件の関係者らを拘束したと発表した。墜落機から回収したブラックボックスを、フランスで解析することも明らかにした。事件の全容解明に前向きな姿勢を示すことで、犠牲者の出身国であるカナダ、欧州各国からの批判を和らげたい思惑があるとみられる。

 報道官は拘束した関係者の人数や詳細は明らかにしなかった。これに先立つ14日、ロハニ大統領は演説で、事件の関係者が上級裁判官らでつくる特別法廷で裁かれるとの見通しを示し、「世界が裁判を見ることになるだろう」と強調した。

 また、イランの航空当局は、ウクライナと多数の犠牲者を出したカナダの担当者を交えた事故調査に関する初めての会合を、14日にテヘランで開いたと発表した。会合では今後の事件の調査の進め方などについて協議したという。

 一方、イラン司法当局の報道官は、国内で実施された旅客機の撃墜に関する一連のデモを「違法だ」と批判し、参加者約30人を拘束したことも明らかにした。

 また、イランのニュースサイト「サハムニュース」などによると、当局は14日までに、撃墜事件に関連し、メフディ・カルビ元国会議長の息子ホセイン氏ら改革派と呼ばれる政治勢力に近い2人を相次いで拘束した。当局は拘束を「見せしめ」とすることで、反体制デモを抑え込む狙いがあるとみられる。

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