スイス連邦最高裁、孫楊の処分取り消し理由を説明=中国記者「差し戻し審で敗訴という結末変わらない」

1月17日(日)19時0分 Record China

スイス連邦最高裁は15日、ドーピング規定違反による8年間の資格停止処分を不服とした競泳男子の孫楊(中国)の異議を認め、処分取り消しでスポーツ仲裁裁判所(CAS)に差し戻しとした理由について説明した。

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ロイター通信の16日付報道によると、スイス連邦最高裁は15日、ドーピング規定違反による8年間の資格停止処分を不服とした競泳男子の孫楊(中国)の異議を認め、処分取り消しでスポーツ仲裁裁判所(CAS)に差し戻しとした理由について、CASのメンバーの1人が動物の権利に関わる反中国発言をしたからだと説明した。

スイス連邦最高裁はこの決定について、CASのメンバーの1人であるフランコ・フラッティーニ氏がツイッターで「中国人による犬の屠殺行為と、中国の地元まつりで犬肉が消費されていることを強く非難した」と述べ、この投稿から同氏が、中国人と中国人の犬の扱いに対する偏見があった可能性があると説明したという。

2012年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪で金に輝いた孫は、18年9月の競技会外検査で採取された血液サンプルを含む容器を壊すなどの妨害行為に及んだ。

国際水泳連盟(FINA)はこれを問題視しなかったが、世界反ドーピング機関(WADA)が異議を申し立て、CASが昨年2月に処分を下すと、孫は「CASのメンバーの1人に偏見があった」としてスイス連邦最高裁に訴えた。スイス連邦最高裁は昨年12月、孫の異議を認め、処分取り消しでCASに差し戻しとしていた。

係争はCASに差し戻され、異なるパネル構成で新たな裁定が言い渡されることになる。中国のスポーツメディアの網易体育によると、中国の著名スポーツ記者の賀暁龍氏は16日、スイス連邦最高裁がCASに差し戻しとした理由はメンバーの1人による反中国発言のためであり、このメンバーが席を外すことを求められたにすぎず、孫が差し戻し審で敗訴という結末は変わらないだろうとの見方を示しているという。(翻訳・編集/柳川)

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