子供同士の喧嘩にクロスボウ 矢が体を貫通し10歳男児が死亡(米)

1月20日(土)19時5分 Techinsight

10歳男児、喧嘩した友人のクロスボウで死亡(画像は『Metro 2018年1月19日付「Boy, 10, ‘killed by friend who fired crossbow in argument’」(Picture: YouCaring)』のスクリーンショット)

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米オクラホマ州の小さな町で非常に恐ろしい殺人事件が起きていたことが明るみに出た。加害者は13歳で被害者が10歳。ちょっとした口論の末に加害者はクロスボウを持ち出したのであった。殺傷能力が極めて高い危険なクロスボウ。一般人でも簡単に手に入ることの不安を市民に改めて感じさせる事件となったようだ。

事件が起きたのはオクラホマシティ近くのチャンドラーという小さな町で昨年10月21日のこと。大人と子供が参加してツリーハウス(丈夫な木の太い枝にまたがらせて建てる樹木の家)を作っていたなか、13歳の少年がオースティン・アルマンザ君(10)に向かってクロスボウを放ち、その矢は体をオースティン君の体を貫通して8歳の弟の腕に。オースティン君は死亡、弟は重傷を負った。

加害者の少年は事件のあと、近くにいたオースティン君のおじにあたる男性に「間違ってトリガーを引いてしまった」などと話し、泣きながら自宅に戻っていた。だがオースティン君の弟はそれを否定。兄弟が「もう作業をやめて帰りたい」と言うと加害者の少年がひどく怒り出し、クロスボウを手にしたことを説明した。この証言によりクロスボウは過失ではなく故意に放たれたとみなされ、長い月日の捜査を経て検察側はこのほど加害者を第一級殺人罪で起訴すると決めた。

裁判官は18日のヒアリングで被告の精神鑑定を行うよう命じたが、13歳の少年に大人と同様の裁判を受けさせるというのは異例。オクラホマ州でこれまで第一級殺人罪に問われた被告としては最も年少であるという。少年法で裁かれる可能性もまだ残っており、将来を考慮して被告の氏名は開示しないとされていた一方で、地元紙は“Shane Edward Brooks”と氏名まで掲載。13万ドルの保釈保証金を支払って、一定の条件下で現在は保釈となっていることを伝えている。

未成年者への販売はされないにせよ、日本も諸外国同様クロスボウの購入にライセンス取得や登録の必要はない。問題は、所有者によっては楽しいスポーツになるクロスボウも、殺傷能力の高さに魅かれて購入する悪い輩が多いこと。動物、人間を対象とした故意の発射による致死傷事件が多数起きていることを誰が否定するであろうか。アメリカでもこの裁判の行方には大きな注目が集まっている。

画像は『Metro 2018年1月19日付「Boy, 10, ‘killed by friend who fired crossbow in argument’」(Picture: YouCaring)』のスクリーンショット

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