豚をバンジージャンプに使った中国のテーマパークに非難殺到

1月22日(水)6時50分 Techinsight

バンジージャンプに使われた豚(画像は『The Sun 2020年1月20日付「UTTER CRUELTY Outrage as Chinese theme park forces a terrified live PIG to do a bungee jump to mark the Year of the Rat」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット)

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中国南西部の重慶市にあるテーマパークで今月18日、新アトラクション「バンジー・タワー」がオープンし、その記念イベントで豚が宙を舞っていたことが分かり物議を醸している。タワーの高さは約70メートルあり、豚はハーネスで固定されるとジャンプ台から突き落とされた。空中で豚が上下に大きく振られている様子を捉えた動画はSNSに投稿され、『South China Morning Post』『Fox News』などが伝えて拡散している。

足を縛られたうえに身体をロープでぐるぐる巻きにされ、紫のマントを付けた体重75キロの豚がバンジージャンプをしている動画が拡散している。撮影されたのは重慶市にあるテーマパークで、豚は従業員と思われる男たちによってジャンプ台まで運ばれると、無理やり68メートルの高さから転がるように投げ出された。新アトラクション「バンジー・タワー」のオープニングイベントに駆けつけた客からは歓声があがったが、豚は甲高い声でキーキー鳴くだけでなすすべもない。

イベントを主催したオーナーはメディアの取材に「アフリカ豚コレラの影響で今年は豚の価格が高騰したけど、ここにきてずいぶん値が下がっただろう。だから豚はバンジージャンプのオープニングを飾るのに相応しいと思ったんだよ。それに春節(旧正月)を25日に迎えるからね。これまでの干支である豚から、新しいネズミに代わる節目を祝うにはぴったりだろう」と述べており、この豚が春節のご馳走としてふるまわれる運命であることまで明かした。

しかしこの動画がSNSに投稿されると、「動物虐待」「自分が手足を縛られて70メートルの高さから落とされることを想像してみたらいい。豚の気持ちがわかるだろう」「豚じゃなくてオーナーが飛べばよかったんじゃないの」「豚が悲鳴をあげてるのに、ここにいる人たちは笑っているわ。その神経がわからない」「殺される運命だからって、何をしてもいいの?」「こんなマーケティングで人が来るとは思えない」といった非難が殺到し、テーマパーク側は謝罪に追い込まれた。

また動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)のジェイソン・ベイカー氏は「動物も人間と同じように痛みや恐れを感じるんだ。こんなスタントは取り締まる必要がある。中国は動物虐待を禁止する法律を早急に成立させるべきだ」とコメントしている。

画像は『The Sun 2020年1月20日付「UTTER CRUELTY Outrage as Chinese theme park forces a terrified live PIG to do a bungee jump to mark the Year of the Rat」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット

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