春節の買い物ラッシュ到来、「新国産品」人気の理由は?—中国メディア

1月24日(金)21時30分 Record China

春節が近づき、人々は気に入った正月用品や正月用贈答品をせっせと購入し、買い物ラッシュが到来した。写真は中国製炊飯器の広告。

写真を拡大

春節(旧正月、今年は1月25日)が近づき、人々は気に入った正月用品や正月用贈答品をせっせと購入し、買い物ラッシュが到来した。大手ECプラットフォームは春節に合わせて「正月必需品」を打ち出したり、「正月用品祭」を行ったりして、春節消費を後押ししている。消費の特徴をみると、様々な商品の中で、消費者が真っ先に選ぶのは品質が確かでデザインがしゃれている新しいタイプの国産品が多く、こうした「新国産品」は今や大勢の若い消費者のカートを「占領」しつつある。新華社が伝えた。

北京で働く山東省●(さんずいに維)坊市出身の陳媛(チェン・ユエン)さんは、ECプラットフォームで7-8点の商品を一気にカートに入れた。ダウンジャケット、美容製品・化粧品などのほか、白酒のスペシャル贈答ボックスも選んだ。「プラットフォームの正月用品祭は価格が手ごろで、ブランドもパッケージもなかなかいい。休みになったら車で実家に帰り、父にプレゼントする」という。

しゃれた国産品が人気を集めるのはECプラットフォームの中だけではない。関連の情報によると、このほど滴滴出行、携程旅行網、ユニリーバ、小鵬汽車などの企業の社内年次総会で、小米傘下のテレビ、携帯電話、電動二輪車、スマートブレスといった各種スマート製品、また華為(ファーウェイ)の携帯電話などが、これまでの海外ブランド品に代わってプレゼントとして登場し、社員たちに大いに喜ばれたという。

こうしたケースから、国産品ブランドが正月用品の中で徐々に大きな地位を占めるようになったことがうかがえる。エッジの効いた化粧品から携帯電話の新機種まで、ネットで人気の食品からクリエイティビティに富んだアパレル製品まで、国産品が「中国ブーム」を引き起こし、次々に登場する各種の新国産品が、大勢の若い消費者を引きつけている。

新国産品とされる商品には、古いものをブラッシュアップして新しいものを打ち出す「中国ブーム」に乗った老舗もあれば、斬新なデザインのクリエイティビティあふれる新ブランドもあり、国際市場に打って出る「中国智造」(中国のスマート製造)もある。春節が近づくと、各大手ECプラットフォームはさまざまな新国産品が集中的に展示され、競い合う舞台になる。

データも力強い支えを提供する。天猫公式サイトの薦める「よい商品」ランキングの天猫Vランキングはこのほど、春節をテーマとするコンテンツを発表した。携帯電話Vランキングでは、ランク入りした15製品のうち、12製品がファーウェイ、小米、vivo、OPPO、栄耀、realmeなどの国産ブランドだった。薄型テレビVランキングでは、13製品のうち国産ブランドが12製品を占めた。スマートウォッチ、スマートロック、牛乳、ナッツ類、飲料のVランキングでも、国産商品が多数を占めた。

業界関係者は、「経済の急速な発展にともなって、特にここ数年はファーウェイ、小米、海爾(ハイアール)といった一連の『中国製造』(メイド・イン・チャイナ)の精鋭が発展を遂げ、これは製品の質に対する消費者の要求に大きく応えただけでなく、テクノロジーとファッショナブルな要素に対する若い消費者のニーズをよく満たし、若者の文化に対する審美眼に呼応している。それにより、人々の心の中に占める国産ブランドの地位を絶えず上昇させることになった。これが『新国産品』流行の重要な原因だ」と指摘した。

実際、各方面が新国産品の今後に高い期待を寄せる。昨年5月、阿里巴巴(アリババ)は「新国産品プラン」を発表した。今後は全国1000カ所の産業クラスターの全面的なデジタル化バージョンアップを支援し、年商10億元(約160億円)以上の国産品200ブランドを創出するよう支援し、老舗200社を年商1億元以上になるようバックアップするとした。

小米はより規模の大きな消費関連のIoT(モノのインターネット)を構築しており、膨大な数の新国産品や新アプリケーションとリンクする。このプロジェクトのため、今年1月初めに社員向けに出した内部文書では、19年初めに打ち出した5年で100億元(約1600億円)規模の「AIoT」(AI&IoTの連携)を達成するとの戦略をバージョンアップして、5年で500億元(約8000億円)規模の「5GプラスAIoT」を達成するとし、あらゆるシーンでの5Gの優位性獲得を重点に据えた。

携帯電話、テレビ、ノートパソコン、スマートホーム、バッグ・服飾品…各業界に質と評判を兼ね備えた新国産品ブランドが登場した。春節期間は集中的買い物ラッシュの時期として、新国産品の一連の人気商品が生まれることは確実で、新たなトレンドを生み出すことも考えられる。全体としてみると、新しい技術、新しいモデル、新しいクリエイティビティが絶えず応用されるようになるにつれて、新国産品の牽引するトレンドが始まったばかりかもしれない。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

Record China

「春節」をもっと詳しく

「春節」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ