深センは下請けの街からイノベーションの街へ、精華大学や米MITと連携

2月7日(木)6時0分 ダイヤモンドオンライン

筆者の右がBenjamin Zhai(Benji)氏。スイスと北京でSwieを創業した

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急速な経済発展により、中国はもはや人件費の安さは武器にならなくなった。世界から製造業の投資が集中した深センは、その蓄積を目当てに研究者を引きつける場所になっている。北京の精華大学や米国のマサチューセッツ工科大(MIT)などの研究者が深センのリソースを生かして研究開発を進めようとしている。(高須正和:メイカーフェア深セン/シンガポール)



精華大学の研究成果と

深センの製造業の連携


 年の瀬も押し詰まった2018年12月26日、日本のマザーズ上場企業ピーバンドットコムから、「基板調達に掛かるお客様への飛躍的なサービス向上に向けて業務提携を結び、AIを駆使したシステムの開発で合意」と題して、中国・深センに拠点を置くSwiss Mic SA(以下Swie)との提携が発表された。


 ピーバンドットコムは、電子機器の研究開発に欠かせないプリント基板の製造サービスを提供している、日本の代表的な企業だ。


 電子機器の開発のためには、回路を設計する回路図を作成する必要がある。回路図は必要な部品と電気の流れを描いたもので、最終的に製品になる回路は、その回路図をもとにさまざまな修正を行い、いまでもその修正は職人芸による部分も多い。


 北京の精華大学を卒業したBenjamin Zhai(以下Benji)氏は、その職人芸な部分をAIで自動化することを目指してスイスと北京でSwie(北京では北京微瑞科技有限責任公司)を創業した。





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