中国の自動車産業は日本に追いつける? 「少なくとも30年はかかる」=中国

2月8日(金)15時12分 サーチナ

中国メディアは、中国ブランドが日本車に追いつくのにあと何年必要かという記事を掲載したが、日本と中国の差は、「経営と社員の福利厚生」に大きな違いがあると紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の自動車市場では中国国産車のシェアが約4割を占めているが、自主ブランドといってもこれまでエンジンは主に日本メーカーの製品を使用していた。最近では中国製のエンジンも増えてきたとはいえ、日本製と比べてしまうとはっきりした格差があるようだ。中国メディアの今日頭条は6日、中国ブランドが日本車に追いつくのにあと何年必要かと題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国では「エンジンの設計と生産までできなければ、本当の意味で車を作ったとは言えない」という見方があると紹介。20年以上かけて中国も自動車のエンジンを製造できるようになったが、それでも日本製エンジンと比べると大きな開きがあるという。では、中国はいつになったら「日本に追いつく」のだろうか。

 記事は、日本製エンジンと比べると「技術面での差」が大きいと指摘。日本製エンジンは燃費が良く、故障も少ないが、中国製エンジンは燃費が悪くオイル漏れするのだという。あと30年すれば技術面でも日本に追いつくとの見方もあるが、そのころにはガソリン車が淘汰されている可能性もあり、重要なのは技術ではなく、むしろ「経営と社員の福利厚生」のほうだと論じた。

 経営管理でいうと、目指すべきはトヨタのかんばん方式で、トヨタグループは先を見る目があり、優れた管理でコスト削減に成功したと指摘。販売台数では世界一のフォルクスワーゲンでも、純利益では「永遠にトヨタに及ばない」と伝えた。

 次いで、社員の福利厚生に関しては、日本の会社は社員に安心感を与えることに成功していると称賛。この点、中国の自動車メーカーは多くが国営企業であるため官僚主義が根強く、効率は悪くて管理コストが高く、優秀な人材は技術が高くても昇給に反映されないためよそに流れてしまうという。そのうえ、合弁相手に頼っているので成長できない状態にあると中国自主ブランドの現状を伝えた。

 確かに、現状では日本メーカーのエンジンは優れているが、将来的にガソリンエンジンは淘汰され、新エネルギー車がメインとなる可能性が指摘されている。中国は電気自動車の分野で進んでおり、日本にも中国製の電気バスが導入されるようになっている。日本の自動車メーカー各社もうかうかとはしていられないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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