メッシ、中国で「全面封殺」か―台湾メディア

2024年2月15日(木)20時0分 Record China

サッカーの世界的スター選手であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)について、台湾メディアの太報は15日、中国で「全面封殺」かとする記事を配信した。写真はメッシ。

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サッカーの世界的スター選手であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36、インテル・マイアミ)について、台湾メディアの太報は15日、中国で「全面封殺」かとする記事を配信した。



メッシが所属するインテル・マイアミは4日、香港で香港選抜と親善試合を行ったが、出場する可能性が高いと伝えられていたメッシは最後まで試合に出なかった。これに怒ったファンから返金を求める大合唱が起き、観戦した香港政府トップの行政長官も「失望」を表明。中国本土でもメッシに対する不満や怒りが広がった。



メッシが7日に東京の国立競技場で行われたヴィッセル神戸との親善試合に途中出場すると、中国で騒動はさらに拡大し、メッシを広告塔に起用しているブランドに対し、メッシとの契約解除を求める声も上がった。香港での親善試合の主催者は9日、チケット代金の50%を払い戻すと発表した。



記事によると、この騒動の余波で、アルゼンチン代表が3月に中国で開催予定だった2つの親善試合がキャンセルされた。中国国営中央テレビ(CCTV)の人気サッカー番組「天下足球」では、2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会で頂点に立ったアルゼンチン代表の主将メッシが優勝トロフィーを掲げるシーンが削除され、14年W杯決勝でドイツ代表がアルゼンチン代表に勝利したシーンに差し替えられた。また、CCTVの天気予報では、メッシをアンバサダーに起用している白酒ブランド「赤水河」の広告が9日以降消えた。



中国のあるセルフメディアは15日付記事で「こうしたことから分かるように、中国市場は当面、メッシを受け入れないだろう。問題は、それが短期的なものなのか永久的なものなのかだ」などと報じている。(翻訳・編集/柳川)

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