各国の通勤時間、日本人が長い通勤時間をいとわない理由は?北京は中国主要都市の中で最長—中国メディア

2月17日(金)6時50分 Record China

14日、中国国営ラジオ「中央人民広播電台」の番組「中国之声」は中国の主要都市に人が流れ込んだことで、長い時間をかけ通勤することが普遍化していると伝え、世界各国の通勤状況を紹介した。写真は東京。

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2017年2月14日、中国国営ラジオ「中央人民広播電台」の番組「中国之声」は中国の主要都市に人が流れ込んだことで、長い時間をかけ通勤することが普遍化していると伝え、世界各国の通勤状況を紹介した。

テンセント(QQ)のデータによると、北京市や上海市、広州市、深セン市といった主要都市では、片道の通勤距離が40キロを超えるケースは珍しくなくなり、平均通勤距離が最も長い北京市では通勤に1時間を費やすことが当たり前になっている。

では各国の通勤時間はどうなのだろうか?日本の首都圏と大阪府で1000人を対象に行われた調査によると、通学・通勤時間が1時間を超える人は東京で55%、大阪では45%だった。日本の特徴として、「交通網が発達している」「終電が遅い」「一般的に会社は駐車場を社員に用意していない」「通勤費は会社が負担」「多くの会社がフレックスタイム制を導入」といった点で、環境が整っているため多くの日本人は長い通勤時間もいとわない。

ロシア・モスクワは片道の通勤平均時間が62分でロシア一通勤時間が長い都市。交通網が発達していることもあり、63%の人が公共交通機関を利用している。職業別にみると、教師の通勤時間が最も短く、映画監督や企業の役員、医者、弁護士といった職種の人は長い時間をかけ通勤している。

英国の通勤時間は欧州一長いと言われていたこともあり、9万人の会社員を対象に行われた調査では、毎日2時間以上かけ通勤している人は370万人に達した。さらに、ロンドンでは往復で4時間の人も珍しくなく、公共交通機関の混雑に嫌気がさし往復4時間の自転車通勤をする人もいるほど。

アルゼンチンではインフラが整っていないことから自転車通勤は難しく、鉄道やバスが一般的な通勤手段。自家用車という選択もあるが、政府は渋滞緩和の一環として高速道路利用料や駐車場代を値上げしたため、ブエノスアイレスでは55%の人が公共交通機関を利用している。ただ、ブエノスアイレスでは頻繁に道路を占拠したストライキが行われるため、公共交通機関が影響を受け通勤時間を予測できないという難点もある。こうしたことから、ブエノスアイレスでは経済的に余裕がある人は自家用車を使い、そうでない人はバスや鉄道を利用する。

報道で紹介した都市はいずれも公共の交通機関が主要の通勤手段で、その国特有の事情や政府の対策なども垣間見ることができる。同記事のコメント欄では、「最も苦痛なのは、通勤時間長いのに安月給ということだ」「他の国は、距離が長いから移動に時間がかかっていると思うが、中国の場合は渋滞により通勤時間が長くなっている」といった声が多くの支持を得ていた。(翻訳・編集/内山)

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