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<尖閣問題>日本は教科書改訂で歴史を書き換えることはできない—中国専門家

Record China2月17日(金)11時30分
画像:文部科学省は小中学校の新「学習指導要領」案を発表し、小中学校の社会科授業で釣魚島(日本名・尖閣諸島)が日本の「固有の領土」であること、中日間には「領土問題は存在しない」ことを学生に説明するよう初めて明確に記載した。資料写真。
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文部科学省は小中学校の新「学習指導要領」案を発表し、小中学校の社会科授業で釣魚島(日本名・尖閣諸島)が日本の「固有の領土」であること、中日間には「領土問題は存在しない」ことを学生に説明するよう初めて明確に記載した。資料写真。
日本政府はこのほど領土争いの問題をめぐってまたしても小細工を仕掛けてきた。2月14日、文部科学省は小中学校の新「学習指導要領」案を発表し、小中学校の社会科授業で釣魚島(日本名・尖閣諸島)が日本の「固有の領土」であること、中日間には「領土問題は存在しない」ことを学生に説明するよう初めて明確に記載した。(文:華益声・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

実際、同省は2014年に「高等学校学習指導要領解説」を改訂した際にも同様の立場をとり、日本の各教科書に相応の改訂を行うよう促した。同省は15年に16年春から使用する中学校教科書の検定結果を発表し、それによると社会科のすべての教科書で「尖閣諸島」が取り上げられ、大多数は「固有の領土」と記していた。日本がこうした「領土教育」を主権権益を争うための手段にしていることは明らかだ。

だが動機が不純な「領土教育」は、釣魚島問題の処理で日本に十分な自信がないことを暴露するものだといえる。

第一に、現在の安倍政権は中国に主権や領有権を守る力があることを非常にはばかる。2012年に当時の野田政権が中国の反対を顧みずにいわゆる「釣魚島の国有化」を行うと、中国は釣魚島に対する管理とコントロールを強めた。日本は釣魚島海域における中国の動きに高い関心を寄せ、中国海警局船隊の巡航、軍艦の正常な航行、海洋調査船による科学調査に注目してきた。しかし中国が釣魚島に対する実際の管理コントロールを強化することに対し、日本には干渉する権利もなければその能力もない。

第二に、日本は外部の支援によって島を取り戻そうとするがうまくいっていない。安倍晋三首相はこのたびの米国訪問で、米国から同盟関係を強固なものとするという約束を取り付け、釣魚島に「日米安保条約」第5条が適用されることを米側と確認した。だが日本にとって残念なことに、米国はオバマ政権時代の釣魚島問題に関する立場を踏み越えたわけではなく、領土争いの問題で特定の立場を取ることを注意深く避けている。

釣魚島問題について、中国と対抗しようとしてもうまくいかず、米国に訴えても当てにならず、日本は深い焦燥感を抱く。こうした背景の下、「領土教育」は安倍政権が利用できる数少ない手段の一つだ。とはいえ、こうした動きが引き起こすマイナスの効果は決して軽視できるものではない。中日関係はかつて釣魚島問題で大きな挫折を経験しており、ともに努力した結果、双方は14年に「4つの原則的共通認識」で合意し、関係改善に向けた基礎をうち立てた。「学習指導要領」で釣魚島をめぐる争いを否定することは、原則的共通認識に背くものであり、中日の相互信頼関係の再構築に暗い影を落とすことになり、中日が交渉によって紛争を解決する上での障害になる。歪曲された「領土教育」は日本の若い世代の釣魚島問題に対する正確な認識を欠如させ、両国の民間の友好関係を妨げ、ひいては二国間関係の土台を揺るがすことになる。

日本は歴史と現実を直視すべきだ、誤った立場を喧伝しても釣魚島及びその付属島嶼が古来中国固有の領土であるという事実を変えることはできない。領土主権と海洋権益を守る中国の決意は揺らぐことがなく、日本があれこれ言っても中国の正当な活動を阻止することはできない。

日本は中国の善意を大切にするべきだ。中国は東中国海(東シナ海)情勢の緊張がレベルアップすることを望んでいないし、対話と協議により情勢を適切に管理コントロールして関連の問題を解決したい考えだ。日本が再び挑発行為を行い、中国の努力に背中を向けようとするなら、矛盾や食い違いが激化するだけで、紛争の解決にはならず、東中国海の平和安定にとっても全く利益にならない。(提供/人民網日本語版・編集KS)
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