五輪連覇にやまぬ称賛=「羽生は神ではない、しかし…」—華字メディア

2月20日(火)12時10分 Record China

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで、五輪連覇を達成した羽生結弦が世界中から賞賛を浴びている中、日本華字紙・中文導報も20日、羽生の偉業を称えるコラムを掲載した。以下はその概要。

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平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで、五輪連覇を達成した羽生結弦が世界中から賞賛を浴びている中、日本華字紙・中文導報も20日、羽生の偉業を称えるコラムを掲載した。以下はその概要。

17日、23歳の羽生は平昌五輪で周囲の期待に応えて、66年ぶりとなるフィギュアスケート男子シングル連覇を達成。今大会の日本代表に初の金メダルをもたらすとともに、フィギュアスケートの王者としての地位をさらに不動のものとした。国際オリンピック委員会(IOC)によると、羽生の金メダルは冬季五輪通算1000個目だという。

大けがによる3カ月の休養明けで若干のミスがありながら彼らしい見事な演技を見せた羽生は「キャリアで最高とは言えないけど今日のベストは出せた。皆さんありがとう、ついにこの場所に戻ってきましたと言いたい」と語っている。羽生の金メダルに日本中が大騒ぎとなり、新聞社は号外を発行した。安倍首相は自身のフェイスブックアカウント上で、4年前のソチ五輪後に首相官邸で談笑する2人の写真をアップするとともに祝福のメッセージを掲載した。

羽生は宮城県仙台市出身で、19歳だった2014年2月のソチ五輪で金メダルを獲得。3月には世界選手権も制し、このシーズンは五輪、世界選手権、グランプリファイナルの3冠を達成した。4回転時代と称される今の男子フィギュア界のリーダーである羽生の素質が開花したのは、フィギュアスケートに対する日本の社会的な土壌、そして強い選手育成システムと切り離して考えることはできない。

日本スケート連盟は毎年、新人発掘のための強化合宿を開催している。全国から選ばれた8歳から12歳の子どもたちが対象で、爆発力、忍耐力、柔軟性、表現力などが総合的に評価される。小さい頃から育てて国際大会で経験を積ませ、外国選手やシニア選手と交流させ、高め合っていくのだ。

また、日本ではフィギュアスケート人口が多く、レベルの高い練習場も多い。そして社会的な注目も高い。大会の中継は日本人が大好きなテレビ番組の一つであり、メダルを獲得した選手は国民のアイドルになる。日本企業のスポンサーも多く、国際スケート連盟の公式スポンサー11社のうち8社は日本企業だ。

日本のフィギュアスケート界は何代にもわたる蓄積を経て、ついに羽生が五輪での偉業を達成した。特に浅田真央と羽生結弦はまさに天才であり、フィギュアスケートのために生まれてきたと言っても過言ではない。2人の登場によって日本のレベルは格段に向上し、自らの時代を作り上げた。しかし、その過程には技術的な努力だけでなく精神的な成長もあった。もちろん羽生は神ではない。大きな大会でもしばしばミスを犯してきた。しかし彼の強さは、重要な大会のたびにプレッシャーを抑え、周囲の期待に応えるという点にある。

今回、羽生はけがという逆境の中で自らを超越し、冬季五輪の連覇を達成して日本国民に感動を与えた。そして、フィギュアスケート界に新たな手本を示した。スケート競技はこれからさらなる盛り上がりを見せることだろう。彼の偉業は、大いに「いいね!」を付けるに値するものだ。(翻訳・編集/川尻)

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