春節期間中、インターネットユーザーのモバイルトラフィック量が急増―中国
2024年2月23日（金）18時0分 Record China
今年の春節期間中、中国のモバイルインターネットユーザーのトラフィック量は9～17日の9日間で累計674万5000TBに達しました。写真はハルビン太平国際空港。
中国工業情報化部のデータによると、今年の春節期間中、モバイルインターネットユーザーのトラフィック量は9〜17日の9日間で累計674万5000TB（テラバイト）に達しました。これは、春節期間中に携帯電話で消費された通信量が1人当たり平均約5GB（ギガバイト）となり、昨年の春節より1GB多くなったことになります。
この背景には、デジタルで再定義された伝統的な祝祭日の春節があります。遠く離れた家族はビデオ通話を通じて、家族だんらんの喜びを一緒に楽しむようになっています。高齢者も例外ではなく、さまざまなアプリを使ってお祝いを送り、生活をシェアすることを身に付け、科学技術がもたらす利便性と楽しさを感じています。
この春節期間中、5Gのトラフィック量は前年同期比で72．7％増加し、トラフィック全体の半分を占めました。これは337万カ所を超える5G基地局の整備で、全国各地をカバーする5Gネットワークが構築されたことによるものです。そのため、人々がより便利で効率的な春節のデジタル化体験を楽しむことができるようになりました。
この春節には、海外や香港・マカオ・台湾におけるローミングの1日当たりの利用者数は前年同期比で倍増の298万人に達しました。これは、春節期間中に毎日300万人近くがローミングサービスを利用したことになります。中国人が熱心に海外旅行を楽しみ、世界の他の地域との相互接続を強化しようとする意欲がみられます。（提供/CRI）
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