アムステルダムで運河がスケートリンクに 厳しい寒波が続くヨーロッパ

3月4日(日)19時23分 Techinsight

運河でスケートを楽しむアムステルダムの人々(画像は『Metro 2018年3月3日付「It’s so cold in Amsterdam people are ice skating on the canals」(Picture: EPA)』のスクリーンショット)

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シベリア寒気団による厳しい寒波が到来し、様々な形で支障に見舞われている現在のヨーロッパ。温暖なことで知られる仏南部のニースですら雪が降る異常さである。ブリザードと呼ばれる猛吹雪のため各地で道路、鉄道、航空便は大混乱を来し、進まない除雪作業で大変な数の車両が立ち往生。オランダのアムステルダムでは珍しくも運河が凍結したもようだ。

このたびの寒波についてイギリスが「Beast from the East(東からの野獣)」、スウェーデンが「雪の大砲(Snow Cannon)」と名付けた一方、「シベリアのクマ(Siberian bear)」と名付けていたオランダ。その首都であるアムステルダムではスキポール空港が影響を受け、KLM航空による多数のフライトに遅延やキャンセルが発生した。また運河に厚い氷が張ったことから市民はスケート靴を手にここに繰り出し、気持ちよく滑りを楽しんでいるとのこと。その様子を英メディア『Metro』が伝えた。

そんな一人、Noldus Reijndersさんは休憩のためボートに腰かけたところでメディアの取材を受け、「これはいいね。目的地に早く着くことができるし、運河からのいつもとは異なる視点は、また違う角度から世の中を眺めている気分だよ」とあくまでも楽しそうだ。だが両脇に船が停泊している部分もあれば、いくつかの穴や氷が薄い部分、まだ凍っていない部分もある。Reijndersさんは「万が一の時にはこれを使うよ」と言って、首に吊るした赤いアイスピックを見せたという。

こうした厳しい寒波の到来において、ヨーロッパでは特に影響を受けているのが貧困家庭、ホームレス、そして貧しい暮らしをしている移民たちである。高齢者、乳幼児、病気を抱えている者は低温の環境に弱いため、十分に気を付けてあげる必要があると世界保健機関(WHO)も警告している。温暖な気候で知られるスペインやイタリアでも犠牲者が出ているほか、厳しい寒さには慣れているはずのスロバキア、チェコ、ポーランドでもホームレスを中心に多数の死者が出ているもようだ。

画像は『Metro 2018年3月3日付「It’s so cold in Amsterdam people are ice skating on the canals」(Picture: EPA)』のスクリーンショット

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