盗みを続ける“泥棒猫”ついに現金まで 飼い主「恥ずかしい気持ちでいっぱい」(英)

3月9日(土)21時10分 Techinsight

牛乳配達人のお金を盗んだ猫(画像は『BBC News 2019年3月5日付「Ipswich cat burglar Theo steals milkman’s money」(RACHAEL DROUET)』のスクリーンショット)

写真を拡大

「泥棒猫」という言葉があるが、このほど英サフォーク州で次から次へと物を盗む癖のある猫のニュースが『BBC News』などで報じられた。というのもその猫、ついに現金まで盗んだのだ。

サフォーク州イプスウィッチに住むシャム猫ミックス種“セオ”(8歳)の飼い主レイチェル・ドルーエさんは、近隣住民らに対して肩身の狭い思いをしながら生活している。

セオは近隣宅から物を盗むことで悪名高く、盗み癖がまったく取れない「コソ泥」猫なのだ。他人宅から物を盗んでは持ち帰るセオに代わって、レイチェルさんはこれまでにも所有者に返すよう試みてきた。時にはソーシャルメディアでこのように投稿したこともあった。

「親愛なるご近所の皆様

こちらに、解決を試みて恥を忍んで投稿させて頂きます。うちの猫“セオ”はコソ泥です。『Theo, cat burglar(セオ、泥棒猫)』とグーグル検索するとわかって頂けるかと思います。セオは他人の家に行き、自分の家に“お土産”を持って帰ることが大好きなのです。主に子供のおもちゃを盗む癖がありますが、盗む品物は多種多様でフワフワしたものやゴム製のものを盗んだりもします。今年はほんの少し盗み癖がマシになったようですが、それでもカタログ数冊や膨らます前のゴム風船なんかも盗んできました。数日前にはチーズ、ピーマン、魚、パイナップル、ナスといったおもちゃの食べ物が詰まったフェルトの籠を盗んで持ち帰ってきました。それ以外にも、今日は青色のフード付きダウンベストも盗みました。(それはうちの庭の門扉の外に捨て置いていました)お心当たりのある方は、どうぞ私どもにご連絡ください。品物を返しに参ります。盗む方法が変わるため事前に予防もできず、うちの猫のコソ泥行為には飼い主として恥ずかしい気持ちでいっぱいです。」

実は最近、レイチェルさんは家族とともに新しい家に引っ越したため、ひょっとしてセオのコソ泥癖が治まるのではとわずかながら期待していたという。しかし盗み癖が治るどころか、このほどついに現金までも盗んでしまった。セオはクリスマスの飾りつけやおもちゃなどを頻繁に盗み続けていたことから、レイチェルさんが「ガラクタばかりじゃなくて、お金でも持って帰ってきて」と冗談を言ったことがあるそうだが、実際に現金を盗んできたセオを見た時には青くなったという。

セオが盗んだ現金は、持ち主が牛乳配達人に手渡すために置いていたものだった。透明のビニール袋に入っていたお札と硬貨は、全部で25.70ポンド(約3,800円)。幸いにも袋の中に住所が記載されたメモがあり、レイチェルさんのパートナー、ポール・エドワーズさんが返しに行った。持ち主は猫の仕業と知り、「しょっちゅう起こっていること」と言わんばかりの態度で小さく微笑みながらお金を受け取ったそうだ。

「近所に自分の猫のコソ泥ぶりを紹介しているようで、恥ずかしいったらありませんでした」とポールさんは話す。

「もちろん、セオには厳しく言って聞かせました。どうやら昔、気に入っていた空のチャリティーバッグだと勘違いしたようです。もっとも泥棒はいけないことだと話すと、とても申し訳なさそうにしていました。」

猫の行動を研究している猫専門の生物学者ロジャー・テイバー教授は、「猫はしばしば、まるで勲章のようにゴミ箱を漁って見つけた食べ物を家に持ち帰ってくることがあります。誰かの所有物を定期的に持ち帰るのはまさにコソ泥行為ですが、こうした行為は母親から生きた獲物を捕らえることを教わっていない猫に起こりがちです。母親やきょうだいと関わり学習する機会を持たない猫は、特におもちゃに固執するようになり、人の所持品を狩り続ける傾向にあるようです」と述べている。

画像は『BBC News 2019年3月5日付「Ipswich cat burglar Theo steals milkman’s money」(RACHAEL DROUET)』のスクリーンショット

Techinsight

「泥棒」をもっと詳しく

「泥棒」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ